えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

うれしいお便り

ドライブレコーダーを取り付けた日のこと。

食材を買いにスーパーへ出かけ、家に戻ると郵便受けにレターパックが入っていた。名前を見なくても差出人はすぐにわかる。レターパックを送ってくれる人はただ一人、看護学校の同級生しかいないからだ。

ドライブレコーダーを取り付けただけで大したことはやっていないのにちょっと疲れてしまっていたけれど、彼女の字を見ただけで何だか疲れが吹っ飛んでしまった。

そして「何だろう?」と開けてみると中にはかわいらしいバースデーカードと高級茶2袋、そしてお便りが入っていた。

私の誕生日は9月19日なので、もう3週間も経っていた。

お便りにはバースデーカードは誕生日前に準備してあったけれど諸事情で遅れてしまったと書いてあった。彼女には100歳近いお母さんがいるはず。何かあったのだろうかと思ったけれど、諸事情としか書いてないのだから詮索するのはやめた。

 

こうして気にかけてくれる友人がいることが嬉しくもあり幸せなことだと思いながらお便りを何度も何度も読み返した。そして大げさな言い方をするならば読んでいるうちに生きる力が湧いてくる。まあ、日常の疲れが飛んで元気になれるということなのだけれど。

そして、すぐにお礼のはがきを書いた。

ハガキは8月末に田原市博物館で開催されたリトくんの「葉っぱの切り絵展」で購入したものの中から選んで。

 

リトくんの「葉っぱの切り絵展」の様子。

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写真ではわかりにくいけれど、温かな気持ちになれる良い展覧会だった。