えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

我家の1週間

夫は月・水・木とデイケアに通い、火・金は訪問リハビリを受けている。

昨年9月からは2週間ごとに訪問診療も加わり、平日は毎日予定が組まれている。

私はというと、夫がデイケアの日は庭仕事に片づけや掃除、食材の買い出し、銀行など等、外回りの用事、たまには友人と会ったり・・・と、それなりに忙しい。

訪問リハビリは10時から11時までの1時間だけ。訪問診療はその日によって違うけれど9時から10時までの間に来てくださり、時間は10分ぐらいだろうか。それでも、私はその前に掃除もしておきたいし、洗濯物も干しておきたいので午前中はかなり忙しい。訪問リハビリが終われば11時なのでベッドの布団を元に戻したり、歩行訓練のために退けておいた炬燵や諸々を元に戻したりしていればもう昼食の準備、食べて片付ければ1時だ。午後からは当然のようにくたくたで夫のトイレ介助と洗濯物を取り込んだり片づけをするぐらいで夕食を準備を始める4時30分ぐらいまでは何もできないでいる。

 

土・日はどこかに行く用事はない。月に1度ぐらい夫のところに来てくれる友人が2人いるけれど、それ以外は何もない。

一昨年の何月だったか忘れたけれど、夫はその友人の一人から「絵を描けよ。それを俺に送ってくれたら俺も絵を送るから」と言われた。倒れる前は時々はがき絵を描いていたけれど、その頃はお中元やお歳暮、野菜などをいただいた時にお礼状を出すためにはがき絵を描くだけになっていた。

友人に言われてから週に1度、土日のどちらかではがきに絵を描くようになった。それを私がラインで送ると、友人からその日のうちに絵の返信が来る。夫も友人も楽しみになったようで昨年は不明熱で入院した時ともう一度だけ描かなかったけれど、45枚のはがき絵を送った。

 

私の土日は夫が絵を描くための準備と片付け、その友人にトークを添えて描いた絵をラインで送ることが仕事になった。(友人とは私も同級生なので中学時代からの知り合いでもある)

それと、普段夫にしてあげられない手足の爪切り。コロナが始まってからは散髪。毎週必ず行うのは洗髪が土日の私の仕事だ。

年末に散髪は行ったので今週は洗髪と足の爪切りを行っただけ。洗髪はデイケアでも入浴時にやってもらえるはずだけれど、自分でやってあげられるとホッとする。

今週の絵の方は、昨年私の友人のご主人が3人も亡くなられたので寒中見舞いを出すために水仙かツバキを描いて欲しいとリクエストした。写真はないけれど、私のリクエストに応えて水仙の絵を3枚描いてくれた。

これからその写真を撮って友人にラインする予定。それで私たちの1週間が終わる。