えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

訪問診療はありがたい

新型コロナの感染が拡大し始めたころから夫は訪問リハビリの施設やデイケアの施設からの要請もあり毎朝検温をするようになった。

もう3年以上は計っていて、通常は35.8~35.9℃ぐらいのことが多く、気温によっては35.4℃ぐらいだったり、最近は36.0℃から36.2℃ぐらいのこともある。

それが、先週の金曜日には36.9℃だった。デイケアのしても訪問リハビリにしても37.5℃を超えた場合はお休みと決められている。予防接種をうける場合でも36.9℃なら接種可能とされている。だけど、その日は訪問リハビリの日でリハビリが終わった後にはリハ会議が計画されていた。リハ会議には担当の理学療法士さんのほかにもケアマネも福祉用具の担当者も来てくれることになっていた。リモートではあるけれどリハビリ科の医師も参加するし、我が家の後に訪問リハビリを受ける方にも時間調整をしてもらっていると思う。そういうことを考えると迷ったけれど、もっと熱は上がるかもしれないし、コロナではないとは思っても、主治医から「また感染者が増加しているから気を付けてね」とも言われている。で、迷ったけれど、何かあってからでは遅いので担当者に電話してリハビリはお休み、リハ会議は延期してもらうことにした。

 

午前中も、午後からも夫は車いすでうとうとしていた。そして、夜になると熱は37.4℃まで上がり、右耳の後ろあたりから耳朶、目の周りから頬、顎のあたりまで顔の右半分がかなり腫れてきた。

 

土曜日の朝になると熱は36.6℃に下がっていたけれど、顔の腫れはますます酷くなっていた。そのまま様子を見るにはちょっと心配だったので訪問診療に来てもらっている医院に電話すると、午前中には往診に来てくれた。

医師は夫の顔を見るなり「蜂窩織炎だね。痛い?」と優しく声をかけてくださり抗生剤を処方してくれた。そして、本来ならば次回は6月6日なのだけれど、27日にもう一度見に来るね」と言ってくれた。

土曜日の昼、夜、今日3回、抗生剤を内服するとまだまだ腫れてはいるけれど、真っ赤に腫れあがっていた耳朶の腫れはひき、目の周りも少し良くなったような気がしている。すごく心配しただけにちょっと安心したら疲れがどっと出てきた。

明日はデイケアの日だ。医師は熱もなく本人が行けそうならばデイケアもOK、入浴も洗髪もOKと言ってくれた。だけど、まだ明日は腫れが残っているかもしれないので多分休ませると思う。買い物に行かなくても食材は何とかなりそうだし、私の自由時間は無くなるけれど大したことではないし、休ませてゆっくり過ごした方がいいような気がしている。

それにしても、訪問診療は本当にありがたい。感謝感謝だ。