えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

少しづつでも

だいぶ前のこと。テレビで「2000坪の土地を一人で開墾し、何年もかかって皆が集まれるような公園を作った」みたいな番組を観た。 この間会った友人は庭仕事が好きだと言い、何年がかりで作ったという庭を見せてくれた。何とかガーデンとか言っていたけれど、…

うれしい誕生日になってよかった

今日は夫の誕生日だった。 倒れてからまだ5年にはならないけれど、5回目の誕生日を迎えることができたのだ。 この年になると誕生日などもうどうでもいいようなものだけれど、ここまで回復した夫だからやっぱり祝ってあげたいと思う。 で、昨日から「誕生祝を…

介護認定調査を受けて思う

今月の初旬、夫の介護認定調査があった。 はじめて介護認定調査を受けたのは回復期リハビリ病院に入院中だった。 4人部屋で同室だった方の中に、夫と同じように脳出血で倒れ、右半身マヒと失語症が残った方がいた。その方の障害のレベルは私には夫と同レベル…

アエテウレシカッタ

夫は脳出血後の後遺症で失語症となった。 失語症と言ってもいろんなタイプがあるけれど、夫の場合は話すことが全くできない。何度か書いているけれど「お」と「な」と「ん」という3個の単音を発することができるだけ。だから何を言うのも「おんなんなんなん・…

おさななじみと息子のこと

小学校に入学する前、我家のまわりは男の子ばかりで、一緒に遊べる女の子はいなかった。だからその頃はいやがる兄の後を追いかけては男の子ばかりと遊んでいた。2歳から保育園にあずけられていたからそこでは女の子と遊んでいたけれど。 小学校に入学する少…

スマホに替える気は・・・

長男家族がニューヨークに移り住んで7か月半が過ぎた。 ニューヨークでの息子の任期は2年間。その間は帰国しないつもりだと言い、出かけて行ったのだけれど、彼女(嫁)のお父さんが3日の未明に亡くなったので、4日に急遽帰国した。 息子家族が帰国前に密葬…

うれしかった偶然の再会

若いころからいろんな作品展を観に行くのが好きだった。 何でもいいというわけではないけれど、好みに合うものを見つけては観に出かけていた。 夫が不自由になってから、私も自由に出かけられないけれど、それでも新聞やネット、美術館や喫茶店のギャラリー…