えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

もうムリは効かない

若かった頃、人様に何か誇れるものがあったとするならば、それは持って生まれた頑強な身体と寝溜め食い溜めができたということだろうか。 それが最近、寝溜めも食い溜めもできなくなり、その上、頑強だと思っていた身体もそうではなくなってしまったような気…

楽しまなくちゃ・・・

昨日と打って変わり、今日は爽やかな朝だった。 窓を開けると、雲はあるものの真っ青な空が広がり気持ちがいい。 このところ、同級生が病気になったとか、手術をしたとか、亡くなったという話をたて続けに聞かされていた。それで気分が沈みがちだったけれど…

仕方がないこと

いいんだけれど・・・ この間、施設の都合で訪問リハビリのPTが変わった。 いいんだけれど・・・ 今度は事業所の都合で担当のケアマネが変わる。 理由は 事業所で何年かヘルパーをしていた人がケアマネになったそうだ。それで、そこの事業所に所属するケアマネは…

シャワー浴でさっぱり

梅雨が明けてからというもの、暑い日が続いているけれど、夫は倒れてから自宅で入浴することができないのだ。 退院当初は訪問入浴を依頼していたけれど、今はデイケアに行った時に施設で入浴をしてくる。デイケアの施設は浴槽も大きいし、洗い場も広い。そし…

おとなりさんの生垣

私が中学生の頃、今住んでいる家の辺りはかなり田舎だった。 道路は狭く、家は疎らで畑ばかり。今は当時の面影は全くないといっていいほどだ。 以前も書いたけれど、当時から住んでいる家は数えるぐらいしかなく、しかも代替わりした家も多いので、今では知…

夏休みの朝はラジオ体操

子どもたちが巣立ってから夫が倒れるまでの十数年間というもの、私は正規職員として仕事はしていたけれど、自由気ままに暮らしていた。 結婚当初から子どもたちが高校生の頃までは、決してそんなことはなく、仕事をしていてもいつも家族中心の生活だった。 …

やることがいっぱい

気になること、やらなければならないこと、やりたいことがたくさんある。 例えば、庭のこと、物置と離れの片付け。今いる部屋を見回しただけでも気になることだらけだ。 お盆になれば長男家族が帰省する。その前にやっておきたいことも山ほどある。 それが、…

夏休み初日の今日

午前中、家の前の公園から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきた。 窓から覗いてみると、道路には数台のワゴン車が止まっていた。そして、公園には小さなテントが立てられ、その横には子ども用のビニールプールとバーベキュー用のコンロが置いてあった。 …

老老介護は不安だらけ

一昨日の新聞に『老老介護 5割超す』という見出の記事が一面に載っていた。 厚労省が15日に発表した2013年の国民生活基礎調査によると、同居の家族が主に介護を担う世帯のうち、介護される人だけでなく、する人も65歳以上という世帯が5割を超えたそうだ。そ…

よく眠れた朝

久しぶりに良く眠れたという気がする。 今日は燃やすゴミの日。 ごみ出しの前に草取りまでして身も心もすっきりとした気分を味わっている。 決して庭の草が満足いく状態までキレイになったわけではないけれど。 今年も庭の片隅で風蘭が静かに咲いているのを…

久しぶりの美術館

このところ、夫が家にいる日はどこに出かけるでもなく、家でのんびりと過ごしていた。 これは暑さのせいばかりではなく、年のせいかもしれないし、元々の性格からきているのかも知れない。とにかく、出かけたいと思う気持ちがなくなってしまったのだ。 それ…

手作りのガーゼケット

私は時々ネットで買い物をする。 でも心配性だから、価格.comで調べても、アマゾンとか7ネットとか大型家電店のネット通販とか、とにかく名前をよく知っているところでしか買ったことがなかった。 この間J子さんに会った時、共通の友人であるMさんの同居の…

ブルーベリーから

子どもの頃から絵が描ける人が羨ましくて仕方がなかった。 歌が上手な人も楽器を演奏できる人もそうだけれど・・・ 「絵は誰でも描ける」と言われそうだけど、私は丸を描こうとしても丸く書けないし、線を引いても真直ぐに引けないのだ。だから、見たように書け…

手の届かないところへ

花子とアンのこと。 朝市が子どもの頃から大好きだったはなはもう朝市の知らないことの方が多くなってしまった。ずっとはなを見続けていたのになんと切ないことだろう。ほんとに切ない。 母親のふじもまた、はなが自分の世界を広げて行けるように「はながし…

先生ならば

中学3年生の頃まで、私は「将来何になりたいか」と聞かれれば、迷うことなく小学校の先生と答えていた。 何故そう思ったのかははっきりと覚えてないけれど、低学年の頃には私の周りにいたどの先生も好きだったのだと思う。 高学年の時、お向かいの小母さんに…

片付けをしよう

昨日のこと、録画しようとテレビをつけると、NHKであさイチという番組をやっていた。そして、番組のメインテーマが「どうする?親の家の片付け」というものだった。 昨日は昼前に約束があり、それまでに家事をするつもりでいたものだから、じっくり見てい…

児童書は子どものためだけではない

今日、佐野洋子さんのエッセイ集をやっとのことで読み終えた。新聞や雑誌など、いろんなところに発表したエッセイを1冊にまとめたものだ。 私はその本を半分読むのに1カ月ぐらいかかってしまった。最近はどうも眠い眠い病を発症してしまったようで、毎日本を…

時は金なり老婆心

夫は週3回、訪問リハビリを受けている。そして、3回とも違うPT(理学療法士)が担当している。 退院当初は火曜日がYさん、金曜日と土曜日がSさんだった。それが施設の都合で、1年半ぐらい前から土曜日はNさんに変更になった。 そしてまた、施設の都合で…

手助けのし過ぎは悪

訪問リハビリの時、夫はベッドで臥床している状態から、時間はかかるけれど、自分で座位になることができる。 できるけれど、右半身マヒの夫にはかなりの重労働だ。 左手で右手首を持ち、胸の上に乗せる。左足で右足を掬い、側臥位になる。そして、左ひじを…

たまには思い出してくれる友人がいる

若い頃、看護職を目指したにもかかわらず、看護の世界から離れ、事務職に就いていた時期がある。 私が「看護師を辞めたい」と母に言った時、母は何も言わなかった。ほんとは反対したかったのだと思うけれど、自分で決めてから話したので、言えなかったのかも…