えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日の続きと留守電

昨日、振り込め詐欺らしい電話がかかってきたことを書いた。で、今日はその続きみたいなことを。 今日の朝刊三河版に「オレオレ詐欺で400万円の被害」という記事が載っていた。岡崎市内の70歳代の男性が被害に遭ってしまったそうだ。 29日の朝刊にも「オレオ…

こわい電話

昨夜遅くに固定電話が鳴った。 びっくりして受話器を取ると「夜遅くにごめんね。ちょっと聞きたいことがあって・・・」と、男性の声。 子どもたちの声とは違う気がして「どなたですか?」と聞くと、はっきりと長男の名前を名乗った。 実はこの電話、詐欺グルー…

いろんな思いあれこれ ひとり言

今日は夫の受診日だった。 主治医の外来は夫のデイケア日と一緒で月・木のみ。受診を終えてからデイケアに行くこともできるのだけれど、受診が終わると昼近くになってしまうので、受診日はいつもお休みにしている。夫は「その方がうれしいみたい」ということ…

今のうちに

私の寿命はあと何年ぐらいあるのか分からないけれど、もしも平均寿命まで生きることができたとしても、いつまで今のような生活ができるだろうかと考えることがある。 昨日の新聞に厚生労働省研究班がまとめた「健康寿命」の20大都市別データーが載っていた。…

どくだみの花

子どもの頃、祖母はどくだみの葉を煎じていた。 そんな時、家中に漂う何ともいえない臭いに閉口し、私はどくだみが嫌いだった。 どんな花かを知らなかったわけではないのだから、花の近くでも臭いを感じていたのだろうか。 それがいつの間にか、どくだみは私…

やりだしたら止まらない

今度の日曜日は530の日(ゴミゼロ)。わが市が発祥の地ということもあってか、全市を挙げての行事だ。 今までにも何度か書いているのでダブるかもしれないけれど、朝8時から1時間程度、町内会の組単位で自分たちの居住区をきれいにするのだ。 我家の組はどこ…

思うような順番で

この間、友人J子さんの美容院へ行った。 その日、J子さんは午後から定期受診日だったので予約は私だけだった。 で、私のお手入れが終わった後、一緒にランチを食べに行き、私が病院までアッシー君になることを約束していた。 病院までは車で行けば30分程度。…

隣の人はなにする人ぞ

我家にテレビが入ったのは私が小学校5年生の時で、まだ白黒テレビの時代だ。世間と比べ、特別早い方ではなかったけれど、かといって遅い方でもなかった。 当時は今のように娯楽のない時代だったので、私は嬉しくて、嬉しくて、いつもテレビの前に陣取り、そ…

10円玉

小学生の頃、道路はまだ舗装されていなかった。 当時、私は学校から帰るとランドセルを置いてすぐに遊びに出た。遊び場は近くの広場であったり、お宮さんであったり。また学校に戻り校庭で遊ぶこともあった。 通学はもちろん歩きだったけれど、遊びに行く時…

成果が見える仕事

この間の月曜日、夫がせっかくデイケアに出かけたというのに、私は1日何もせず、ダラダラと過ごしてしまった。 で、今日はそんなことがないようにと、昨日から計画を立てていた。 まずは予定通りお墓参りに行くこと。そして、出たついでに買い物を済ませ、昼…

夫の兄弟

夫は4人兄弟の3番目。7歳上の姉と2歳上の兄。そして1歳9か月下の弟がいる。 兄は私たちが結婚する2年前、27歳の時に事故で亡くなってしまったけれど、他の兄弟はみんな近くで暮らしている。 まだ若かった頃、私は本家の嫁という立場だったので思うことはいろ…

母親の気持ち

朝日新聞の日曜日のテレビ欄に「TVダイアリー」というコラムがある。 そして、4月27日からこの間の日曜日までの4回、朝ドラ「花子とアン」の制作統括をされていたNHKドラマ番組部チーフプロデューサー加賀田透氏の文章が載っていた。 毎日「花子とアン」を…

自己管理がわるすぎ

子どもたちがまだ我家で暮らしていた頃、私は子どもたちに「人間に平等に与えられているものは24時間という時間だけ。その時間をどう使うかによって今後の自分たちの人生が決まるのだからよく覚えておきなさい」と、説教じみたことを時々口にしていた。 子ど…

お金が入ったら買おう

以前にも書いたけれど、私は物欲はない方だと思っている。 あれば便利だと思うような生活雑貨なども、なくても暮らしていけるならば買おうとは思わない。 洋服も必要以上には欲しくない。靴も同じだ。アクセサリーに至っては全く興味がない。 昔は趣味のこと…

跡取り

私は兄と弟の3人兄弟。 兄が祖父母と両親の墓を護っている所謂跡取りだ。 今日は伯母の葬儀だった。 伯母というのは父の兄である私たちの伯父の連れ合いだった人。 その伯父はもう40年も前に亡くなっている。父も亡くなって15年になる。だから、双方の家では…

同級生のこと

看護学校の同級生は42名。 名古屋の学校だったので、中部圏からの出身者が多かったけれど、それでも南は鹿児島、愛媛から、北は新潟からと全国各地から集まっていた。 殆どが寮生だったけれど、全寮制ではなかったので、私は2年次から自宅通学に切り替えた。…

わたしはミーハーか

日曜日の夜、TBSテレビで池井戸潤原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』というドラマを放送しているらしい。 「らしい」と書いたのは見たことがないから。私はドラマはほとんど見ないから知らなかったのだけれど、そのドラマのロケを私の住む街で行っているそう…

祖母の認知症のこと

昨日、認知症による徘徊で行方不明になり、施設で保護されていた方のことを書いた。 昨日はヤフーニュースで読んでのことだったのだけど、今日はそのことが新聞に半面の記事として載っていた。 で、今日も認知症のことを。 実は私の祖母も徘徊することはなか…

認知症は切ない 

今朝、ヤフーニュースで「認知症の妻と7年ぶり再開・・・NHK番組きっかけ」という記事を読んだ。 認知症による徘徊後に保護され、7年間もの間、身元不明のまま施設で介護されてきた女性は67歳。NHKスペシャルで紹介されたことで家族と再会できたという。 女性が…

雑草の花はかわいそう

夫がデイケアに出かけると、私は夫が留守中でないとできないことをしている。 例えば、私の友人と会うこと、美容院に行くこと、買物に出かけること、郵便局や銀行に行くこと等など、時間がかかる外出。 家のことでは、離れや物置の片付け、庭の草取り等など…

車いすでも歩きやすい道になるといいけれど

数日前、市役所前のユリノキ並木に花が咲いたとの情報を得た。 市役所前のユリノキは市の巨木・名木に選ばれていて、街路には13本植えられているそうだ。 だけど、見に行くには場所的に都合が悪い。 去年、J子さんから運動公園にもユリノキがあると教えても…

豊橋妖怪百物語

♪ ♪ ぼうや よいこだ ねんねしな~ いまも むかしも かわりなく ははのめぐみの こもりうた とおいむかしの ものがたり~ ♪ ♪ まんが日本昔話が放送される前、我家は夜7時になるとNHKニュースの時間だった。 それがある日、ひょんなことからその番組を観た私…

三河っ子のソウルフード

この間T子さんの家に行った時、お昼に近くのうどん屋さんへ行った。 この辺りはうどん屋さんもランチメニューが豊富で、その中から私たちは天丼セットを食べた。 天丼セットというのは天丼と「にかけうどん」とサラダと漬物がセットになった物。 天丼も「に…

認知面の回復

何日か前、夫の先輩Kさんが甘夏のようなミカンのような果物を持って来てくれた。名前は聞いたけれど忘れてしまった。 Kさんの奥さんの実家はみかん農家なので、そちらから頂いたそうだ。 夫はKさんからその果物の入ったビニール袋を受け取ると、左手で中から…

義母の命日

義母は大正4年生まれ。姉二人と弟の4人兄弟だった。もう一人弟がいたというが、乳児期に亡くなったそうで覚えてないと言った。 そして、義母が幼少の頃、母親が急逝。まだ30代だったそうだ。その後は父親が一人で4人の子どもを育てたという。 でも、一番上の…

ゴールデンウィーク最後の日

ゴールデンウィークもやっと今日でお終い。 働いている人たちにとっては嬉しいお休みなんだろうけれど、私にとってはちっとも嬉しくはない。デイケアは祝日でもやっているけれど、楽しみにしている訪問リハビリは3回もお休みになってしまったのだから。 ま、…

子どもの日

長男が生まれた翌年の春、父は五月人形とこいのぼりをくれた。 結婚した時、すでに母親が他界していた私のために、母方の叔母たちは「えむこさんのところにこいのぼりを届けないと・・・」みたいに、何かと父にアドバイスをしてくれたようで、父はお祝いを欠か…

夏野菜が植えたいけれど

子どもたちが大学生になり、家を出てからのゴールデンウィークはいつも庭仕事をしていた。 夫はその2週間ほど前から仕事の合間を見つけては畑にしたところを耕し、草を取り、苦土石灰を撒き、元肥を入れ・・・と、土づくりに余念がなかった。 そして、ゴールデ…

お迎えは後にして

ゴールデンウィーク後半の今日、我家はいつもと変わりない1日の始まりだった。 私は起きるとまず、昨夜作っておいた根昆布水を飲む。それからやかん一杯のお湯を沸かす。そして、新聞を取り出し、メールをチェック。 お湯が湧いたら、我家にはポットというも…

読書は安上がりの娯楽(追加修正しました)

昨日の夕刊にこんな記事が載っていた。 ・・・・・・全国大学生活協同組合連合会が昨年行った「学生生活実態調査」(国公私立大30校の8930人が回答)によると、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた学生は40.5%。現在の調査方法になった2004年以降、初めて4割を超えた…