えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

こうして親子は逆転していくのだろう

昨日、約2週間のアメリカ出張から帰国したと、長男から電話があった。本来の用件はそんな報告ではなく、今後の渡米に向けての予定変更と、それに伴う私への依頼事だった。就職してからというもの、親に頼みごとをすることなど滅多にない息子のこと。2年間、…

雨ニモマケズ

今朝、地域の530運動に参加した後、遅い朝食を済ませた。 今日の天気は曇り。天気予報では「雨が降ることもあるでしょう」と言っていたけれど、空を見上げても降りそうな気配はなかった。なので、洗濯物だけは軒に干したけれど、夫と出かけることにした。 行…

見ているだけでも楽しくなる

金曜日の訪問リハビリの時、担当の理学療法士Sさんが「こんな本が出ていたけれど、知ってる?」と一冊の雑誌を見せてくれた。 それが「車いす・足腰が不安な方のバリアフリー旅」というこの本。 Sさんはコンビニに行った時にこの本を見つけ、買ってきたとい…

40年経ってやっと

父が亡くなって何年かしてから、空き家になっていた実家を取り壊すことになった。 そこは、私にとって両親の匂いを感じることができる唯一の空間だったのだけれど、兄は同じ市内に土地を買い、家を建てて生活していたことや、他の事情もあり、今後も住み手の…

行きたいところに行けたというしあわせ

夫と一緒に出かける時の第一条件は、雨が降っていないこと。そして夫のお通じが済んでいること。 お通じの方は、病院や市内の美術館であったり、家の近くを散歩するぐらいならば大丈夫だけれど。それでも「お通じが済んでからでないと・・・」と思ってしまうの…

片づけなくては

長男がアメリカに転勤になる日が近づいてきた。 アメリカに行くにあたり、我家で家財道具をあずかってもらえないかと頼まれている。 私は外国に行ったことがないのでよく分からないのだけれど、息子は今、アメリカに2週間ほど予定で出張中なのだけれど、正…

許せない高齢者施設での虐待

今朝、パソコンのスイッチを入れブラウザを立ち上げると、ヤフーニュースの『〈高齢者介護施設〉職員が利用者4人に性的虐待 懲戒解雇に』というタイトルが目に飛び込んできた。 「またか・・・」と思いながら記事読むと、怒りが沸々と湧き上がってきた。 記事に…

願いをきいてくれると信じて

木曜日に孫が入院したと聞いてから、我家と実家のお墓参りに行きたくて仕方がなかった。 お墓参りの時にはいつも心の中で近況を話しながら、感謝の気持ちを伝えてくるのだけれど、今回ばかりは義父や義母、私の両親、そしてご先祖さまに孫のことをお願いに行…

すぐにでも飛んで行きたい

兄の長男である私の甥は今年35歳。我家の長男より2歳年下で、二男と同じ年だ。 その甥が2歳の頃、ネフローゼを発症した。小学校に上がる前には完治したのだけれど、当時はなかなか治療効果が得られず、兄も兄嫁のYちゃんも1歳年下の甥 もそれぞれに大変な思…

新しいリハビリに期待

昨日の夜、EテレのハートネットTVで『シリーズ リハビリ・ケア新時代 脳からの挑戦 第2回「宿命の病に挑む」』という番組が放送された。 新聞のテレビ欄には「脳科学で驚きのリハビリ▽脳卒中・神経難病」と書いてあった。 「これは絶対に見なくては・・・」と思…

愛しのオリーブ

もう5年も前のことだけれど、定年退職する時に職場のNo2の上司3人から「お祝いをしたいけれど、切り花がいい? それとも鉢植えがいい?」と聞かれた。 退職者を祝う会であちこちの職場からこんな風にたくさんの花束をいただいたものだから、私はどんな鉢植え…