えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

新年度に思う

昨日から新年度が始まりました。

とはいえ、今のえむこには「また今年度分の税金がくるなあ」と思うぐらいですけれど・・・

勤務していた頃のこの時期は、やっぱり身が引締まるというか引締めなくてはと思ったものです。

年度が変われば各部署のメンバーも変わります。

そして、例え看護師といえども「今年度の目標」なるものを立てるのです。

もちろん病院の目標があるので、それを踏まえ看護部の目標が打ち出されます。そして、その目標を踏まえた上で、各病棟、外来、手術室などの部署がそれぞれの目標を立てるのです。下からの意見も聞くけれど、最終的には師長と総括主任、主任2人の4人で最終決定をし、スタッフに提示します。

もちろん、スタッフ個人も目標や係りの目標を立てるのですよ。

総合病院の看護師は、患者さんのケアが第一優先だけれど、それ以外にも委員会の仕事や係りの仕事がたくさんあるのです。

 

新年度に入ると、目標設定までを早急にしなければなりません。

目標がなければ流れ作業的な業務しかできないけれど、目標があれば、それに対して1年間成果をあげるように努力することができるわけだからね。

まあ、実際には全員がそのような気持ちで努力したかどうかはわかりませんが・・・

そして、それと同時に前年度の総括もしなければなりません。

目標に対して成果はどうだったのか。目標は数字で評価できるように立ててあるので、どのぐらい成果をあげることができたのか。成果があげられなかった要因は何か、今後の対策はどうすればいいか、なんてね。

でも、もうそんな目標も総括もしなくてもいいのです。だけど、毎年、新年度になると当時のことが懐かしく思い出されます。

そして、そういった思考回路は残っているみたいで、すぐに目標を立てたり総括したくなったりするのですよ。

 

今年は仲良しの元同僚S子ちゃんが最終年度になります。

S子ちゃんからは時々絵葉書が届き、今後どうするのか考えている様子。

「S子ちゃんの最後の年がより充実した年度でありますように・・・」と思いながら、今頃頭を悩ませているだろうS子ちゃんのことを思い出しているのです。

「明日にでも応援エールを書いて、絵はがきを出そうかな」なんて思いながら・・・