昨日のことですが・・・
実は朝からJ子さんと一緒でした。
J子さんは美容院を経営しているので月曜日がお休み。そして、昨日は午前中にお墓参りの予定。えむこは夫がデイケアの日で、市役所に行く予定でした。その後はお互いがフリーだったので、遊びに行く約束をしていたのです。
お寺と市役所はそんなに遠くないので、それぞれの用事を済ませてから会うよりは、朝から一緒の方が時間的に効率がいいのです。
というわけで、まずJ子さんのお墓参りにお付き合い。そして、市役所に付き合ってもらいました。
お互いの用事が済んだのは11時頃。それから「さてどこに行きましょうか・・・」ということになり、葦毛(いもう)湿原に行くことになりました。
葦毛湿原はお互いの家から車で10分足らずで行くことができる「東海のミニ尾瀬」と言われている所です。弓張山地に囲まれた標高70mぐらいの湧水湿地で約250種の植物が自生し、東海地方固有の植物も自生しています。
そして、愛知県指定の天然記念物であり、石巻山多米県立自然公園でもあります。そして、豊橋自然歩道の一部になっています。
我家から近いけれど、えむこはもう10年以上行ってなかったと思います。
駐車場に着くとびっくりです。以前行った時と思うとすごく整備され、トイレも完備。多目的トイレまでありました。聞くと、最近では観光バスも来るみたいです。
駐車場には車がいっぱい。以前は昼間でも女性同志で行くと誰もいなくて怖いぐらいだったけれど、今はそんなことはありませんでした。
駐車場から少し行くと、観光案内板もありました。
写真は撮らなかったけど、柵の向こうは長尾池という調整池。観光案内板には杖がいっぱい立てかけてありました。
観光案内板の近くにはこんな大木がいっぱい。芸術的ですね。
そこからこんな道を歩き・・・
脇を見るとこんなキノコが生えていました。
下は湧水が流れているのですよ。あまりに透明で写真には写りませんが。
少し歩くと、木に葦毛湿原と彫ってありました。ここが湿原の入口になります。
ここで写真を撮っていたら、偶然にもえむこのご近所に住むJ郎さんに出会いました。
J郎さんは御年85歳。よく湿原に散策に来ているそうです。多分、もう散策を済ませ帰る所だったと思いますが、えむこたちのために案内を買ってでてくれました。そして、持っていた全14ページの小冊子を1冊づついただきました。
湿原は木の遊歩道が整備され、一周できるようになっています。
始めに教えてくれたのはモウセンゴケの花。
赤い花も白い花も咲き始めたところ。でも、えむこのバカチョンのデジカメは液晶画面が光ってうまく写真が撮れません。
次は名前を忘れてしまいましたがこの花。
そして、ノハナショウブ。
これはカキランです。
ノハナショウブ以外の花はJ郎さんに教えてもらわなければ多分見過ごしてしまったと思います。
ここまで見たところで、J郎さんが「山の中腹まで20分ぐらい登ればバイケイソウが見られるから行こう」と言うのです。葦毛湿原から北(?)に登ると座談山、舟形山城址、神石山と続きます。そして、山頂まで登ると絶景で浜名湖やお天気が良ければ富士山も見えるそうです。えむこは一度も登ったことはないけどね。
J郎さんは85歳、しかももう一度登って降りてきたところです。それなのに座談山(多分標高300m弱)の中腹まで登ってバイケイソウが咲いている所を見せてくれるというのです。
お願いしてついて行くと、早い早い・・・
えむこたちはついて行くのに必死です。
そして、こんな標識の奥にはバイケイソウが見事に咲いていました。
こんな標識が出ていても、みんな素通りしてしまうのですよ。
三河バイケイソウは1週間前に咲き終えたみたいだけど、こちらは今が一番見頃でした。
今咲いている花を教えてもらい、充実した散策ができました。
J子さんと2人なら山の方まで行かなかっただろうし、他の花も見落としてしまったと思いますからね。
戻ってきたところにはコースの案内板もありました。
約1時間半ぐらい、しっかり歩いたのでえむこはお腹がヘコヘコになりました。
この後、昼食を食べに行き、まだまだ続きがあるのですが・・・
長くなり過ぎたので、それはまた明日にしますね。