えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

木曜日のこと

先週の木曜日、いつものように夫をデイケアに送り出し、1時間ぐらい庭仕事をした後、銀行、買い物など等、外回りの用足しに出かけた。

最後に寄ったのはいつものスーパー。

私が一番よく行くそのスーパーは正面にも駐車場があるけれど広い幹線道路を挟んだ南側にも、一般道を挟んだ北側にも駐車場がある。

その日、私は幹線道路から正面の駐車場に入ろうと入口まであと少しのところを走っていた。私の前には車が3台、流れに乗って法定速度以内のスピードで連なって。すると、一番前を走っていた車がスーパーの入り口でお巡りさんに止められた。入口の少し前には横断歩道があり、歩行者保護違反のようだった。反則切符を切られた方は助手席にお年寄りを乗せた多分5、60代の女性だった。何とも気の毒な気がしてならなかった。そして、私が駐車している間にも2台の車が止められた。

確かに、自動車教習所では「横断歩道に人が立っていたら止まるように」と教えられた。だから歩行者保護違反だと言われても反論のしようがない。だけど、大通りだったり、反対車線の方に立っている場合だったり、場合によっては通り過ぎた方がいい場合もあるように思う。とはいえ、お巡りさんからすれば歩行者保護違反には違いない。だから仕方がないことだと思う。思うけれど、極々普通に安全運転しているように見えただけに複雑な思いがいつまでも残った。

それに、取り締まりがあった数日前、池上彰さんの番組で「反則切符はノルマがあるって本当ですか」という質問があった。それに対して池上さんは「本当です」という表現ではなかったけれど「反則金の額はあらかじめ国の予算で組まれているから額が少なければ取り締まりが増えるかも・・・」と言っていた。だから余計に反則切符を切られた人たちのことが違反には違いなくても気の毒でならなかった。もちろん、スマホをしながらの運転やスピードを出している車、信号待ちしていて青に変わった時、直進車より先に右折する対向車など等、安全を無視する車が取り締まりにあったのならそんな気持ちにはならないと思う。今年に入ってからそこで止められている車を私は何度か見たけれど、そのどの人も普通に運転していたように見えたから。まあ、確証はないし、違反には違いないのだけれど。

 

人のこととはいえ、気分が沈んでしまいそうだったので時々行く公園へ寄り、しばらく散歩してから帰ることにした。

 

イチョウがきれいだ。

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若い女性が二人、カバンを地面に置き、そこにスマホを立て、落ち葉をすくい上げ、空に向かって散らし、楽しそうに写真を撮っていた。

楽しそうな二人を眺めながら歩いたら何だか私まで明るい気持ちになってきた。

 

そして、イチョウ並木の左手奥にある水神池の周りを散歩した。

サギを眺め・・・

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カモとカモメだろうか。f:id:emukobb:20171130153613j:plain

あとは写真はないけど、モズやセキレイぐらいしかいなかった。

それでも鳥を見て、紅葉を眺めながらの散歩は自然と心が落ち着いてくる。

歩きたいと思ってもなかなか時間が取れないけれど、これからも時々は散歩に出よう思う。