えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

自分のゴミは持ち帰りましょう

毎週火曜日と金曜日は燃やすゴミの日です。

我家では台所から出る生ごみは庭のコンポスター(生ごみ堆肥化容器)に入れているので、生垣の刈り込みや庭木の剪定、本格的な草取りをしない限り、スーパーのビニール袋に1袋かせいぜい2袋分しか燃やすゴミはありません。でも、夫がデイケアの日には帰宅前に送迎車を待ちながら、家の周りの草取りや側溝の掃除をしているので、もう1袋ぐらい出ることがあります。

 

我家は南と西面に道路がある角地で、家の周りには側溝があります。その側溝は家の入口には蓋があるけれど、他のところには蓋はありません。そして、南は公園です。季節によっては桜の花びらやプラタナスなど落葉樹のおち葉で側溝がいっぱいになるのです。

公園の周りの側溝は、隣のおじさんが生きていた頃にはおじさんが、おじさんが亡くなってからは夫が掃除をしていました。夫が倒れてしまった今は、道を挟んだお隣のご主人と筋向いの奥さんが掃除をしてくれています。もちろん、家の前までは手を出さないのでそこはえむこがしていますけど。

でも、それはいいのです。桜だってプラタナスだってえむこは楽しませてもらっているのですから。

だけど、家の前の公園には時々若者がたむろしていたり、爆音を鳴らしながらオートバイを乗り回す人たちがいます。そんな時は側溝にたばこの吸い殻がいっぱい落ちていたり、お菓子の袋やペットボトル、空缶まで落ちていることがあるのです。

それにはホント腹が立つのです。

実は今日、我家の駐車場に5㌢x10㌢ぐらいのお菓子の袋が2つとお菓子の箱やゴミが入ったビニール袋が落ちていました。落ちていたというか捨てられていたのです。捨てたところを見ていたわけではないけれど、絶対に誰かが捨てていったに違いありません。そう思うと、むちゃくちゃ腹が立ってくるのです。

前にも書いたけれど、ここは530運動発祥の地。「自分のゴミは自分で持ち帰りましょう」ということから始まりました。公園からごみ箱が消えたのはかなり前のこと。えむこには公園で食べたものを平気で人の家の玄関先に捨てていく神経が分かりません。

怒っていてもゴミはなくならないので、仕方なく片付けました。雨の中ブツブツ文句を言いながら、ゴミバサミで拾い、それを我家のゴミ袋のなかに入れて指定場所に持っていきました。

怒りまくる自分を振り返ると、無償で側溝の掃除をしていた隣のおじさんや夫、今現在掃除してくれている道を挟んだお隣のご主人と筋向いの奥さんには頭が上がりませんね。いつだって文句ひとつ言ったことがないんだから・・・