昨日、夫の友人が久しぶりに来てくれた。その最中、窓から入口の階段を上がってくる男性が見えた。我が家ではめったに来客などないものだからどなただろうと見ていたらお組は違うけれど同じ町内の方だった。子どもたちがまだ小学生の頃にはその方の奥さまとは話をすることはあったけれど、その方とは道で会えば挨拶をする程度だ。
何だろうと玄関のドアを開けると手に持っていたものを私に差しだし、にこやかに「ようこそお仲間に」と言われた。
そうだった。明日は敬老の日だ。
夫と私は同じ年。といっても私はまだ誕生日前なのだけれど。お互いに「ハッ、ハッ、ハッ」と声を出して笑い、ありがたく2人分のお祝いの品をいただいた。
中身は深蒸茶でした。
自分でも年寄りだという自覚がないわけではないけれど、普段はそんなことを思ってもいない。だけど、こうして自治会からのお祝いの品を手にすると、これで名実ともに年寄りの仲間入りなんだと思い知らされた。まぁ、当然のことなのだけれど。