えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ゴミの処分も大変

昨日の夕方、テレビのニュース情報番組を見ていた。その番組で「ごみ袋が高い町 1枚45円」という特集を放送していた。

45㍑のビニール袋、それが市の指定で1枚45円だという。45円というのは処分料を上乗せした額で、全国的に見ると、一番高いわけではないらしい。

それは三重県のどこかの市だったと思うけれど、焼却炉が古くなり、近隣の町が集まり新しい焼却炉を建設予定だという。ゴミの量が多いと自治体の負担額が大きくなるため、ゴミ減量の策だそうだ。

高いゴミ袋の影響で、ゴミは確か20%ぐらい減量になったといっていた。

何人かの市民の方がインタビューに応じていたけれど、生ごみは堆肥にしたり、資源ごみの分別は徹底し、燃やすゴミは極力減らすように努力しているようだった。

ただ、そのためにビニール類が混じらなくなり、焼却炉の温度を上げるための燃料が必要になったという。だけど、燃料分のコストが上昇しても、先のことを考えるとゴミが減量した方が得になるという。

二男が住む千葉県の市では、もうかなり前から市の指定ゴミ袋だった。それはビニール袋ではなく、茶封筒のような紙袋。しかも、多分30リットル入るかどうかの大きさだった。ただ値段はかなり前だけれど、10枚で150円ぐらいだったと思うけれど。

私の住む市は今のところ、指定のゴミ袋ではない。半透明のビニール袋なら、スーパーのビニール袋でも燃やすゴミを出すことができる。植木類の枝は縛ればOK。段ボールに入れたものでも持って行ってくれる。

ビニール袋はスーパーの安売りならば10枚100円弱で買えるけれど、何でもかんでも出しているわけではない。

ゴミ袋が高かろうと、安かろうと、生ごみは庭で処理。ビニール、プラスティック類、紙類は資源で出す。だから、週2回ある燃やすゴミの収集日には庭仕事の後でなければ、スーパーのビニール袋1袋で十分だ。

だけど、スーパーの袋は4月から市内どこのスーパーでも有料となった。あと少し残っているけれど、それが終わったら、そのサイズのビニール袋も買わなければならない。スーパーで買えば大抵1枚5円だけど、時々行くスーパーは1枚1円。だから、我家のビニール袋が終わったら、そのスーパーで買い物をしようと思ったりしている。

まあ、ゴミを処分するには自治体だって大きなコストがかかっているのだから、自分が出したごみに処分料がかかっても仕方がないことだと思う。

そして今年、庭木の剪定や生垣の刈り込みをシルバー人材センターに依頼した時、その処分料が10㎏100円で、7000円もかかったことを思い出してしまった。

そのうちに、我市でもゴミ袋が指定される時がくるかもしれない。そして、それが1枚45円どころかもっと高くなるかも・・・

ゴミ処理にお金がかかるようになる前に「ゴミはため込まないようにして、今のうちにしっかり片づけておかなくては・・・」なんて、テレビを見ながら思っていた。