えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

このままでいいのかな~

夫の状態はすごくゆっくりではあるけれど、確実によくなっていると思うのです。

例えば、

右足は少しだけ力が入るようになってきているみたい。

訪問リハビリで四点杖を使って歩く時のリズム(1.杖→2.右足→3.左足)も間違えないようになってきた。

退院当初は右側に注意がいかなかったけど、今は右側にも注意がいくようになってきた。

その他にだって、まだまだ良くなったと感じることは沢山あるのです。

でもね。

えむこは今「これでいいのかな~」って、思い悩むことがあるのです。

夫はデイケアも嫌がらなくなったし、訪問リハビリも嫌がることなく一生懸命やってるの。

だけど、それ以外のことにはホント無気力なのですよね。

まあ、これも後遺症の一つかもしれないし、内服薬の影響もあるのだとは思っているのですが・・・

今日も午前中、早い時間に排便もあったので「外出しよう」と誘ってみたの。

でも、首を横に振って「NO」のサイン。

新聞は読んでたけど、あとは机に突っ伏していたのです。

昼ご飯を食べればお昼寝。そして、起きた後も何もせずに1日が終わってしまうっていう感じなのです。

去年の今頃は、これほど無気力ではなかったような気がするんだけどね・・・

夫は発症4か月後に痙攣したことがあって、それ以後、痙攣を予防する内服薬を飲んでいるのです。

その後もコントロールがうまくいかず、何度か内服薬の量の変更や薬自体の変更もしてきたのです。

そして、今年の3月に内服薬が変更になってからは痙攣発作を起こすことはなくなったので、おそらくこれでたぶん、コントロールできたのだと思っているのです。

でも、眠くてたまらない状態と、この無気力・・・

えむこは夫に無理をさせて痙攣発作を誘因することにならないようにと、夫の望むような生活をしているのだけど、はたしてホントに、「これでいいのだろうか・・・」と思っているのです。

障害が残っても人生は十分に楽しむことはできるのに、何にもすることなく人生が終わってしまうような気がしてしまうのよね。

えむこがもう少し何とかすれば、夫とえむこの2人の人生を豊かなものにできないか・・・なんてね。

焦ることはない。焦ることはない・・・

少しづつ、少しづつ・・・

なんて、思いながらも、ホントにこのままでいいのかな~。