先週の水曜日は6回目のふれあい音楽会だった。
その前、6月8日に開催された5回目の音楽会も聴きには行ったのだけれど、パソコンの調子が悪かったので書けずに日にちが過ぎてしまった。
今年5回目、通算でいうと175回目の音楽会は「映画音楽で世界旅行Ⅳ」
~ギター・ピアノ・二胡が織りなす音の万華鏡~ というものだった。
Ⅳとあるのは、このグループがふれあい音楽会に出演するのが4回目だということだと思う。
今回は演奏者のトークは少しだけで、旅行業インストラクターのナレーション付き。プログラムのプロフィールによると、「航空会社の空港勤務で培った経験を生かして、空の旅をナビゲートします」とあるように、音楽会を空の旅に見立て、なかなかのナビゲートだった。
私は二胡を生で聴くのは初めてだった。ギターもそうだけれど、弦楽器の音色はやわらかくて好きだ。だけど、今回はピアノがものすごくよかったと思う。ショパンのバラード第一番(戦場のピアニスト)は見事だった。まあ、私は専門家でもなければ音楽に造詣が深いわけではないけれど。それでも素晴らしい演奏だと感じたことだけは確かだ。
先週の音楽会は「ViolinとPianoのハーモニーにのせて」
~Violinソナタを中心に~ というもの。
この日は雨こそ降っていなかったけれど、湿度が高くムシムシした曇り空。
場所はエアコンのない体育館のような市民館の施設だ。窓を少し開け、会場には扇風機が何台か設置されていた。だけど、譜面台が置いてあるほうに扇風機を向けるわけにもいかず、演奏者にとっては気の毒なほど最悪の環境だったような気がした。
それでも、バイオリンもピアノも素晴らしかった。
今までの音楽会とは違い、クラシックの長い曲を立て続けに演奏し、トークはほんの少しだけ。ふれあい音楽会だからもちろん「みんなで歌いましょう!!」というコーナーはあったけれど。
今回は特に、空調も音響効果もいいコンサートホールで、クッションのいい椅子に座り、ゆったりと聴きたいと思うような本当にすばらしい演奏だった。