えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

義理の関係

家の前の公園で藤の花が咲き始めました。

長藤ではないので、藤棚から上で咲いています。

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だけど、毎年花をつけて、えむこを楽しませてくれるのです。

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近づくとクマ蜂がブンブンと怖いぐらい・・・

 

先週、夫の姉が来た時に「15日、何か予定がある?」と聞かれ、何も予定がないことを伝えると「たまには弟たちも一緒にお昼を食べない?」と誘われました。

夫の弟は自営業なので「平日は無理じゃないの?」と言うと、「ダメならえむこさんと2人で行きましょうよ」と言うのです。

我家はいわゆる本家。お姉さんにとっては実家です。

実家と言えども、普通は親が亡くなるとだんだん疎遠になって行くものだと思います。でも、母親の介護を一手に引き受けていた夫が脳出血で倒れてしまったものだから、姉も弟も母親が亡くなった後も支援してくれているのかもしれません。

えむこにとっても、2人とも近くに住んでいるので、遠くに住む子どもたちよりずっと頼りになる存在ではあるのです。

えむこは母親を25歳になったばかりで亡くし、女兄弟もなく、子どもも女の子はいないのです。

そして、周りにいる女性は友人を除けば、夫の姉、夫の弟嫁と姪1人、兄嫁、長男のパートナーぐらいなのです。それは全て義理の関係なのですよね。

しかも長男たちは遠くに住んでいるので、姉はえむこにとっては一番頼れる人なのだとは思います。だから、姉に誘われればもちろん嫌だとは言えません。

それで、今日は夫の姉と2人でランチに行って来ました。

姉が12時に予約を入れ、その時、注文はその時で構わないと言われたそうです。でも、行ってみると「これは予約でないと・・・とか、これは今日はもう受けられない・・・」と言われてしまいました。しかも、10分前に入ったにもかかわらず料理が出てくるまでに1時間近くも待たされたのです。

料理は決して高くはなく、おいしかったのですが、座敷だから足も腰も痛くなってくるし、えむこにも姉にも最悪の状況でした。

でも、姉は「また行こうね。今度は〇〇に・・・」と言うのです。

それって嬉しいことだけど・・・

えむこにとっては我家に来てくれるだけで十分なのですよね。

姉も女の兄弟はいない、子どもも男ばかりだから、えむこと同じ立場なのです。だから、お互いに困った時には助け合える存在?なのかもしれません。義理の関係なんだけど・・・

夫の姉が我家や弟家族をすごく大事人思ってくれる気持ちはイヤと言うほど伝わってきます。そして、えむこも実家の嫁として夫の兄弟は大事にしたいと思っています。でも・・・

友人ではなく、やっぱり義理の関係なんですよね。

夫の兄弟は大切な人には違いないから、末永く仲良く付き合っていきたいとは思っているのですが・・・