月曜日は夫をデイケアに送った後、夫が帰宅する間近まで遊んでいたら元気にはなったけれど少々疲れてしまった。
夫がデイケアの日にはいつも帰宅するまでに買い物を済ませ、洗濯物を取り込み、それを片付け、自分しか入らないお風呂の掃除を済ませ、夕食の準備もほぼ済ませておく。それが洗濯物は取り込んだだけ、お風呂の掃除もできず、夕食の準備も少ししかできなかった 。それで夫が帰宅してから就寝するまでが大忙しですごく大変だった。
火曜日は訪問リハビリはあったものの、あとはのんびり穏やかに過ごすことができたので疲れはすっかり取れたけれど。
水曜日はまたもや夫をデイケアに送って行くことになった。どうせ出かけるのなら帰りに「パンとカフェの店」でコーヒーを飲み、そのあと地元の美術館で開催中の展覧会を観に行こうと思っていた。パンとカフェの店は社会福祉事業会が障害者に就労の場を提供する目的で昨年4月に開店したところだ。写真で見るとおいしそうなパンが陳列されているし、何より一生懸命働く人たちを応援したくなるのだ。お店の場所は調べておいたのにどこかで道を間違えたようでなかなかたどり着かなかった。そんな時、友人からお誘いの電話が入ったので、その日はお店の場所を確認だけに留め、友人と会うことにした。
今日は祝日だけれど、夫はデイケアに出かけた。
今日を逃すと、昨日行こうと思っていた美術館で開催中の展覧会には行けなくなってしまう。なので先ずは美術館に行き、その足で昨日行こうと思っていたパンとカフェのお店にも行ってきた。展覧会はそれなりに、パンとカフェのお店は思っていた以上に良かった。
それより、今日の収穫はお店の前にある幸(みゆき)公園だった。
今まで公園の前を通ったことはあるけれど、中に入るのは初めてだった。先ずはものすごく広くてびっくりした。なんでも12.8haもあるらしい。
公園の真ん中には長三池(市街地に残された農業用のため池)がある。
池にはたくさんのカモが気持ちよさそうに泳いでいた。
陸地にもカモが。
時々、飛んでは池に着水。写真には撮れなかったけれど、水尾引きながら勢いよく着水する姿にしばし見とれてしまった。
池の真ん中には「幸福橋」が架かっている。いいネーミングだ。
橋を渡るだけで何だか幸せになれそうな気がしてしまう単純者のわたし。
私だけじゃなく、そんなことを思う人も多いかもしれないよね。
橋を横から見るとこんな感じ。
この池から流れる長三川にはカワセミがいた。決してきれいな川だとは思えないけれど・・・
久しぶりに見たカワセミに一人興奮してしまった。たぶん、5分以上10分近くはその場に留まっていたと思う。何回かは川にダイブしていたけれど。
セグロセキレイもいた。
キセキレイもいた。
シロハラも。
長三川と池の間には湿地帯があり、そこには市の天然記念物であるナガバノイシモチソウが自生しているという。そのため湿地はフェンスで囲われ保護されている。
だからこんな市街地の公園で、しかも今日みたいに祝日で子どもたちや多くの人で賑やかなのにいろんな鳥がいるのだろうか・・・
とにかく、一気にこの公園が気に入ってしまった。そして、これが今日の最大の成果だったように思う。
ここまでは我家からだと車で10分から15分と言ったところだ。
長三池の周りは散歩コースになっているし、散歩を兼ねてこれからも時々は来てみたい。カワセミにも会えるし・・・
撮ってきた写真を眺めながら「今日も楽しい一日だった」と一人幸せ気分を味わっている。