水曜日は今年度最後のふれあい音楽会だった。
前売り参加券は限定160枚。何度か書いたけれど、飲み物・お菓子付きで400円だ。
当日の参加も可能だけれど、当日券にはお菓子はつかず、飲み物だけになる。でも、参加したい人は全員、絶対に拒むことなく入れてくれるそうだ。
今回は最後だということもあるのか、それとも演奏者の人数が多く、関係者も来ているのかわからないけれど、すべての椅子を出してもおさまらず、脇のベンチまで人でいっぱいになるほどの盛況ぶりだった。
今回はプログラムにあるように「音いっぱいコンサート」
~さあ クリスマスがやってくる!~ というサブタイトルで ★グループ音紡ぎ★の11名のメンバーによる音楽会だった。
プログラムによると、グループ音紡ぎはもう16年もの間活動しているという。市民病院でのアトリウムコンサートや学校、介護施設での演奏活動をはじめ、文化会館でのコンサートも行っている。
今回はピアノ(3名)、バイオリン、サックス、チェロ、フルート(ピッコロも)、オーボエ、マリンバ、ソプラノ、アルトの総勢11名での演奏会だ。すべてを11名が演奏するわけではなく、ピアノの独奏あり、ピアノとフルート、ソプラノの独唱・・・など等、曲目に合わせ様々な組み合わせでの演奏だった。
ショパンの幻想即興曲はピアノの独奏。まるでドラマのクライマックスシーンのようにドキドキしながら演奏に引き込まれ、ものすごく感動した。
最後の曲、クリスマスフェスティバルは全員での演奏。オーケストラほどの人数はいなくても、ボランティアの方々も脇から鈴で参加。大人数での演奏は体全体に音が響き渡り、何だか涙が零れそうになった。
ふれあい音楽会を聴きに行った後は毎回、毎回「良かったね」とか「素晴らしかった!!」と言い続けていたけれど、今回も本当に楽しくて素晴らしい音楽会だった。
これで来年の4月まで音楽会がないと思うと何だか寂しいような気がする。