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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

行ってよかった

我家のこと

今日は書きたいことがたくさんあるけれど・・・

先ずは「台風17号が九州に上陸するかも知れない」そして「全国的に荒れ模様の1日になりそうだ」という気象情報にもかかわらず、車いすの夫と二人、新幹線で東京行きを決行しました。

結論から言うと、全く雨に降られることはありませんでした。

でも、帰りの新幹線に乗車するために東京駅に着くと、なんと15時から東海道新幹線は米原~名古屋間が大雨でストップしたまま動いていないというのです。しかも復旧の目途は立っていないと。

私たちの乗車予定は16時33分発ひかり521号。そして、その列車の多目的室を予約していました。それなのに、もう15時発のぞみから止まっているということでした。それで、みどりの窓口に行き、15時から私たちが乗る予定だった16時33分までの列車で多目的室かオープンの車いす席の予約がなければ、少しでも早い時間の列車に乗れないだろうかと相談してみました。でも、結果はその列車が運休にはなっていないので、それはできないとのこと。

それからは、あっちに行ったり、こっちに来たりして時間をつぶし、電光掲示板とにらめっこの時間が続きました。

でも、いつ動き出すかも分からない状況だったので、先ずは夕食を食べておこうと食堂街に行き、おいしいお寿司を食べて、また改札口に戻りました。

すると、新幹線が動き出していたのです。掲示板を見ると、次の次には乗れそう。それで、早くホームに行って待っていたいと改札口を通ろうとするのですが、そこは黒山の人だかりで、通ることができないのです。「すみません。次の列車に乗りたいので通してください」と叫んでも、道は開けてはもらえません。

だけど、数回言ったところでやっと改札を通ることができ、エレベーターでホームに上がりました。通常だったら、職員が同行してくれるのですが、みんなそんな状況はない状況でした。

急いで、エレベーターを上がり、ホームに着くと、もう乗る予定の列車はベルが鳴り、ドアが閉まる寸前でした。

それで、駅員さんに「この列車の予約なので乗りたいです」というと、7号車だったのもかかわらず「もうここから乗ってください」と満員の状況なのにデッキに押し込まれてしまいました。

そして、すぐに発車です。

7号車のデッキは身動きが取れないほどの人でいっぱいでした。それにもかかわらず、乗客の皆さんはとっても親切で、夫のために場所を空けてくれました。隣にいた若い男性は足を壁にくっ付けるような状態で我慢してくれていました。もちろん、嫌な顔など一つも見せることなく。

品川で車両を乗換えようと思ったけれど、近くに職員の方がいなかったので諦めました。

次は横浜。品川では思いのほか停車時間が長かったのですが、横浜での停車時間は分かりません。近くに車掌さんはいないし・・・

それでも、横浜で車両を変わろうと決め、一旦降りることにしました。横浜では降りるホームに職員の方がみえたので、急いで降り「11号車の個室が予約がしてあるので移動したい」と伝え、全速力で車いすを押して走りました。職員の方は「そんなにあわてなくても待ってますから、ゆっくりで・・・」と言ってくれたけれど、他の方たちに迷惑はかけれません。

人がいればそれこそ大声で「通してください~」と叫びながら、自分でもびっくりするスピードで移動しました。

11号車に飛び乗りデッキに入ると、そこでも皆さんが場所を空けてくれました。それで「多目的室の予約がしてあるのです」と言うと、今度は若い娘さんが職員を呼びに行ってくれたのです。

この日本。まだまだ捨てたものではないと思います。皆さん、見ず知らずの私たちのためにホントに親切にしてくださるのですから。

それで、横浜から無事に多目的室を使用させてもらうことができました。予約とはいえ、何だか満員のデッキの人たちには申し訳ないような気持ちで多目的室を使わせていただきました。

車掌さんも私たちが東京駅で乗車を確認できなかったので心配してくださっていたようです。

今日は行きは「ありがとうございます」の何連発か、とにかく「ありがとうございます」ばかり言っていたような気がします。

それが帰りは「ごめんなさい」とか「申し訳ありません」とか「すみません」ばかり。

だけど、最後の最後には「ありがとうございました」で締めくくることができました。

東京でのことはまた次回の記事で書くことにして、とにかく、今日は「行ってよかった・・・」と思っています。もう、こんなハプニングを経験すれば、これから先、怖いことなんて何にもないと思うのです。

夫にも「行ってよかったでしょ?」と言ってみると、にこにこ顔で答えてくれました。

これからはきっと「何でもできる」し、お金のゆとりさえあれば「どこにだって行ける」と思います。だから、運転停止もいい経験だったのでしょうね。今日はいろんなことがあり過ぎた1日だったけれど、兎に角「思い切って行ってみて良かった」と思える1日でした。