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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

1人でふらふらするも楽し

先週のこと。

水曜日に人と会い、ちょっと疲れてしまった。

木曜日は午後から買い物とATMに行く用事はあったけれど、他には用事は入れていない。その用事も夫がデイケアから帰宅する前に済ませておけばいいようなことだ。なので、木曜日は自然の中に一人身を置き、花とか鳥を眺めていたいような気分だった。家で庭仕事をすることでも、浜名湖や太平洋を見に行くのでも良かったのだけれど。

で、寝る前に市のホームページの中の緑のスポットを眺めていた。市内には大小さまざまな公園があり、目的別(花が楽しめる公園、バードウォチングができる、よい景色が楽しめる・・・)で探したり、校区で探したりできるようになっていた。目的別でも重複しているので花も景色もバードウォチングもというところもあった。

 

見ているうちに、我家から車で10分か15分ぐらいのところにある岩崎広場というところは花が楽しめ、バードウォチングもでき、庭園(岩崎庭園)もあるということが分かった。そんなに近くに日本庭園がある緑のスポットがあるとは全く知らなかった。

それで、夫がデイケアに出かけたあと、地図を頭に入れ込んで行ってみることにした。

 

そこはとても分かり難く、近くをぐるぐる回ってしまった。もう諦めようと思った時にやっと駐車場を見つけた。でも、全く人気がなく、何だか怖いようなところだった。しかも岩崎広場まで駐車場から徒歩5分と書いてあった。

 

岩崎広場の入口。ここから5分、こんな林の中を歩いていくのだ。 

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人っ子一人いない。引き返そうかと悩んだけれど「若い娘でもないこんな年寄り、襲われることはないか・・・」と思いなおし、先に進むことにした。

怖いと思いながらも鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくると何だか癒されてくる。

 

たぶん、中間地点。ここまで来ても誰一人として会わない。

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振り向いても誰もいない。聞こえるのは鳥のさえずりだけだ。

でも、鳥の姿は確認できない。さえずりだけで鳥の名前が分かるほどの知識はないので上を向いたり、立ち止まってさえずりが聴こえるほうをきょろきょろ眺めたりしながら前に進んだ。

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しばらく進むと人の気配がして庭園にたどり着いた。

 

ピンボケだけど、市のホームページからお借りした庭園の写真。

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 庭園では10数名のボランティアの方たちが手入れをしたり竹炭を焼いていた。

ボランティアの方たちは週に何度か手入れに通っているそうで、挨拶を交わすと庭園の説明をしてくださった。

何でも、昔(私が中学生の頃のことだと思う)、地元の代議士の別荘だったところで、その方が亡くなられた後、家族の方が市に寄付されたそうだ。別荘は用心のため取り壊し、庭園だけ残っているのだと。そこで、こんなところに日本庭園があることに納得した。

寄付された当時はツタが絡まりかなり荒れた状態だったらしい。今はボランティアさんたちの手入れのおかげか入口から庭園までの道中もかなり整備されている。

 

 写真は撮らなかったけれど、先ずは満開の白梅が目に飛び込んできた。

そして、もう終わりのマンサク。 

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ヒイラギナンテンはちょうどいい時。

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こういうのも絵になるような・・・

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下を向けばヒマラヤユキノシタがきれい。

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フクジュソウもいい時だ。

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少し里山を歩くと、自生のカタクリもたくさん生えているそうだ。

ボランティアさんが「ご案内しましょうか」と言って下さったけれど、花にはまだ早いし、仕事の邪魔をしてもいけないので「花の頃にまた来てみます」とお礼を言って庭園を後にした。

翌日、市の広報が届き、それを見ると、3月26日(土)に「早春の里山散策と庭園の花鑑賞会」がこの岩崎広場であるという案内があった。参加したいけれど、土曜日では残念ながら行くことはできない。

 

1時間半ぐらい一人でふらふらと歩き回り、確実に見つけた鳥さんはメジロだけだった。あとはジョウビタキヤマガラか分からなかったけれど、お腹が茶色の小鳥さん。しかも動きが早すぎて写真は1枚も撮れなかった。残念!!

でも、カタクリが咲くころもう一度行ってみようと思っているからその時に期待しよう。

 

岩崎広場に行った翌日、洗濯物を干しに出ると聴きなれない鳥の声が聴こえた。

見ると、庭に初めてのお客さんが来ていた。急いでカメラを持ちに行き、シャッターを押そうとするとちょこちょこっと歩いて行ってしまった。追いかけてカメラを構えると、またちょこちょこっと・・・、また追いかけて、ちょこちょこっと・・・

結局、道まで追いかけ、筋向いのお宅の前でパチッ。

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しばらくちょこちょこ歩き回り、落ち葉を嘴でがさがさと動かし餌を探していた。

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岩崎広場では鳥を見られなかったけれど、思わぬところで楽しめた。

鳥さんには「また遊びにおいで・・・」と心の中で言っておいたけれど、また来てくれるだろうか。