えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

クリスマスイブに

今日はクリスマスイブ。

クリスチャンでもない、今は年寄り二人だけになった我家には関係ないことだけれど。
それでも、子どもたちがまだ保育園や小学生の頃には、夫の姉の家のお下がりのクリスマスツリーを飾った。

ケーキは私の父が買ってくれていた。生クリームの時あり、チョコレートケーキの時も、アイスクリームケーキの時もあった。

小学校の4・5年生の時には私が友人宅でスポンジケーキを焼いて持ち帰り、それに子どもたちがホイップクリームを泡立て、イチゴやチョコでデコレーションして楽しんだ。

子どもたちのところにはサンタさんだって来てくれた。それは夫と私だけど。

それが中学生になると、デコレーションケーキはショートケーキに変り、高校生の時にはもうクリスマスの記憶はない。

だから今年も、多分「クリスマス」という言葉を聞いてはいたと思うけれど、全くと言うほど頭にはなかった。それより正月前の片付けに夢中だったから。

それが昨日、夫がデイケアから手作りのクリスマスカードを持ち帰ってきたので思い出した。それで「久しぶりにケーキでも買ってこようか?」と聞いてみたけれど、返事はなかった。それはいらないということだから、今年も何をすることもなく、イブの夜は過ぎてしまった。まあ、それでいいとは思っているけど・・・

 

今日、T子さんから絵手紙が届いた。

月曜日、買い物のついでにゆずのおすそ分けに行き、一緒に近くのお店でラーメンを食べた。その後、T子さんから「家でコーヒーを飲んでいかない?」と、何度も誘われたけれど、私はやらなければならないことがいっぱいだったので、その日は誘いに乗ることもなく帰ってきた。T子さんの胸にはたくさんの思いが溜まっているとは思ったけれど。

それで、絵手紙をくれたのかも知れない。宛名の面にも、絵の面にもぎっしりと書いてあったから。愚痴ではなかったからよかったけれど・・・

その中に少しだけ、私の介護のことを褒めてくれているように感じる言葉があった。それで、読んでいて何だか嬉しくなってきた。

「これって私へのクリスマスプレゼントかも・・・」なんて、自分勝手に思い込んで喜んでいる単純なわたしです。

 

これは2007年に夫が描いて、二男に送ったハガキ絵

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クリスチャンではないけれど、メリークリスマス!!