えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

食材を廃棄することなく使い切った

夫は月・水・木とデイケアに行っている。

だから木曜日には必ずスーパーに行き、その日の夕食から次の月曜日の朝まで困らないようにと食材を買うようにしている。冷凍庫の中にも何日間は主菜になるような肉や魚などが入ってはいるけれど。

 

先日、冷凍庫が壊れ、新しい冷蔵庫を購入したことを書いた。

新しい冷蔵庫は金曜日に届き、冷蔵庫内のものは直前まで庫内に入れてあったので何の問題もなかったのだけれど、冷凍庫内のものは完全に解凍してしまったものが大半で、半解凍状態のものが少し、どういうわけかほとんど冷凍状態のものも僅かにあった。

 

我家は食材を廃棄することはほとんどない。多少賞味期限が切れたぐらいでは処分しないし、最近では必ず食べるものしか買うことはないし、頂き物も多分食べないだろうと思うものはすぐにそれが好きだとわかっている人におすそ分けしてしまうから。

 

この間の木曜日は買い物に行かなかった。前日の水曜日も行かなかった。冷凍庫内で解凍、半解凍してしまった食材を処分するわけにもいかず、使い切ってしまうためだ。どうにも困ったら夫の状態を見て、一番近くのスーパーならば30分以内で行ってくることができると確信しているから。

とはいえ、肉類はどっちにしても冷蔵庫内で解凍してから使うからいいけれど、レトルト食品にはちょっと困った。でもやっぱり処分はできないし。

で、水曜日の夜から今日までスーパーへ走ることなく、家にあるもので作った。

 

家事の中で一番苦手なのが料理だ。外食することも総菜を買うこともほとんどなく、夫が家にいるときには3食とも作ってはいるけれど、冷凍庫内のものと在庫の野菜だけでの5日間は私にとってはちょっと大変だった。

まだ生協で購入してあった鶏もも肉が2枚残っている。鶏もも肉だけはどういうわけか表面だけがわずかに解凍しかかっていたもののほぼ冷凍状態だった。それでも早く使った方がいいと思う。

明日はそれを1枚使って筑前煮を作ろうか。そして、もう1枚は明後日に大根でも煮ようかと思っている。それで廃棄することなく全部使い切ったことになる。

作り置きできる人からしたら「4日や5日のことで何を言っているの」と言われそうだけれど、私は作り置きが苦手で、夫が倒れる前はその日に食べる食材をほぼ毎日買い物に行っていたものだから1週間も買い物に行かずに冷蔵庫内のもので頑張った自分を褒めてやりたい。

 

冷蔵庫は新しくなったし明日は買い物に行ける。

筑前煮のほかはちょっと横着もできるしお刺身にしよう。1週間頑張ったささやかな自分へのご褒美だ。