えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

小さな旅の気分

 このところ朝晩は冷えるけれど、日中はぽかぽか陽気の日が続いている。

今日もどこかに行きたくなるような暖かくて過ごしやすい良いお天気だった。

とはいえ、どこかに出かける予定はない。

今日の予定は夫のデイケアの支払いに行くこと。それと、この間冷蔵庫を購入した家電量販店に廃棄した冷蔵庫のリサイクル料金だか運搬料だかの返金があるというのでそれを持ちに行くだけだった。

 

デイケアの支払いを済ませ車に戻ると携帯が鳴った。

友人からで「今日は暖かいから牛川の渡し船に乗りにいかない」というお誘いだった。

 

牛川の渡しについての市のホームページ

www.city.toyohashi.lg.jp

 以前、友人に「近くに住んでいても一度も渡し船に乗ったことがない」と話したことがある。その時には友人も乗ったことがなかったのだけれど、その後、2度ほど乗る機会があったそうでよかったからと誘ってくれたのだ。

 

駐車場に車を止め、渡船場まで歩く。

f:id:emukobb:20201116115524j:plain

 土手の上、右手に見える白い大きな建物は豊橋創造大学。その左側に見えるとんがった山は石巻山(いしまきさん)。

 

船場にはこんな看板があり、板を叩くと船頭さんが来てくれる。

f:id:emukobb:20201116115226j:plain

 

船が向こう岸にいても板を叩けばこちら岸に来てくれる。

f:id:emukobb:20201116115759j:plain

上の方に見える線は船が流れてしまわないように繋いである。

 

運行時間はこんな感じ。

雨の日も台風の日も運行しているらしい。

f:id:emukobb:20201116115237j:plain

すごく景色がいいのに写真では伝わらないのでUチューブを2つ張り付けてみた。

最初のものは2分ぐらい。2つ目のほうが景色がきれいに見えるので張り付けてみたけど9分もあるのでスルーしてください。
 


ぬいぐるみ旅 牛川の渡しに乗る

  

 

デミのやってみた。 牛川の渡しの船頭をやってみた。

 

この船は最近ではテレビでも紹介されたりしているせいか、市内の人たちが観光目的で乗船することが多いらしいけれど、自転車も乗せてもらえることもあり、向こう岸から私立の高校に通う生徒や通勤に使う人たちが利用している。

 

川だけれど、道路という扱いなので向こう岸に行ってもは畑や民家があるだけで何にもない。だけど、自然がいっぱいで、川にはオオバンという水鳥がたくさん泳いでいるし、いろんな小鳥の鳴き声も聞こえるし、私にとっては非日常を味わえてとても楽しい時間だった。

 

船を降りてからは久しぶりにランチに行き、そのあとでまだ時間に余裕があったので少し離れた公園まで紅葉を見に行った。

その公園は駐車場がない小さな公園なので、毎年「きれいだなあ」と思いながらも、車の中から眺めて素通りしていたところだ。

 

片側には民家がなく、車もそんなに通らないので駐車しても大丈夫だった。

f:id:emukobb:20201116133126j:plain

この辺りにはどんぐりがいっぱい落ちていた。

童心に戻ったように傘の付いたどんぐりを探してみた。

 

我家のあたりのイチョウはまだ緑色だけどここはもう黄色。

f:id:emukobb:20201116133303j:plain

 

写真が悪いけれど、ナンキンハゼの紅葉はすてきだ。

f:id:emukobb:20201116133423j:plain

スマホだったので写真がうまく撮れなかったけれど、モミジも楓もきれいだった。

 

遠くには行けないけれど、船に乗って、紅葉を見て、ちょっとした旅行気分を味わえて楽しい一日だった。