えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

この間の日曜日から今日までのこと

毎日、「今日はこのことを書こう」と思うのだけれど、日中は書けず、夫が寝てしまうと一気に疲れが出て、自分も一緒に寝てしまえばいいものをもったいなくて寝ることもせず、だらだらと過ごしていた。

で、まとめて書いておこうと思う。

 

17日(日) 

夫は平熱。お通じも午前中の早い時間にあり、お天気は梅雨の晴れ間で暑くもない。

夫は2か月に1度のペースで床屋さんに行っていて、ちょうど今がその時期だ。梅雨の真っただ中、晴れていて、お通じも済んでいる今行かなければ次はいつ行けるかわからない。ということで、午前中に床屋さんへ行った。

 

夕方、夫の友人が自宅で採れたプラムを箱いっぱい(たぶん100個以上あったと思う)持って来てくれた。

我家だけでは食べきれない量なので翌日はあちこちにおすそ分けをしなければと思っていたところ、夜になってから夫の姉が小さなメロンを漬けたからと持って来てくれた。で、メロン漬けのお返しにプラムをおすそ分けした。

 

18日(月)

朝から雨がかなり降っていた。

夫はデイケアに出かけ、私は自由の身。庭仕事ができないので用事はデイケアの支払いに行くことと、プラムを義弟にもおすそ分けに行くことだけ。

 

この間、本屋さんに行った時、目的の本がなく、注文しても時間がかかると言われた。それで、アマゾンで買うことにし注文。デイケアの支払いに出かけるついでにセブンイレブンに寄り、支払いを済ませた。コンビニ支払いの時はセブンイレブンが便利だ。セブンネットで購入できればもっと便利だけれど、こちらは「メーカーに在庫確認」とあったのでアマゾンで購入した。

 

用事を済ませて戻るともう昼だ。昼食を食べ、一服していたら雨は上がった。雨が上がればじっとしていられず、1時間半ぐらい庭仕事をした。

 

19日(火)

11時から12時まで、訪問リハビリだ。それまでは洗濯に掃除と忙しく動き回る。

訪問リハビリの理学療法士さんはとても丁寧でいいのだけれど、どういうわけか歩行訓練がうまくいかない。新しく変わったばかりの時はどの人どのもそうだったけれど、2回目か3回目になるとみんなコツをつかみ、うまくできた。それが今回は私の方が気の毒になってしまうほどうまくいかないのだ。ま、リハビリが継続でき、夫の能力が酷く落ちなければ良しと思っているからいいけれど。

 

20日(水)

夫はデイケアに行き、私は美容院。

以前も書いたけれど、美容師さんは私の友人のお姉さんの友人。友人の紹介で、美容院を開業する前から彼女の家の関先でカットしてもらっていた。もう35年ぐらいのお付き合いで、一緒に遊びに行くこともあり、友人と言える間柄だ。

この日も、私の頭を終えると、午後からは臨時休業にし、一緒にランチに行き、そのあと隣の市まで「手作り展」を見に行った。

私も彼女も手作りのものが大好き。大雨の予報で、断続的に激しい雨が降ったけれど、何のそのだ。

和、洋、ニット、リネンの手作り服、手織り、布小物、バッグ、トールペイント、陶器、竹かご、アクセサリー、木工加工品、ブリザードフラワー、トンボ玉・・・と、いろんな作家さんが自分のブースに作品を展示、即売をしている。

私は仕切りポーチを買っただけだけれど、彼女は洋服を何点かと絹の手織りのマフラーを購入。楽しいひと時を過ごした。

 

21日(木)

夫はデイケア

私は1時間庭仕事をしてから21日発売のNHKテキスト「ステキにハンドメイド」を買いに本屋さんへ行った。

道中、パンを買いがてら喫茶店に寄り、その足で美術館へ行った。

美術館では写真展と水彩画の作品展を開催中で、私の目的は水彩画の作品展。兄嫁のYちゃんが4年ほど前から市民館で水彩画を習っていて、今回の案内状をもらっていたのだ。水彩画は優しくて、柔らかくて、見ているとふわっと温かい気持ちになれるから大好きだ。本当は夫と一緒に行きたかったけれど、梅雨の時期なので先ずは私が一人で行くことにした。土、日のどちらかが晴れていて、お通じも済めば、もう一度一緒に見に行けばいいのだからと。

美術館に着いた時、ちょうどYちゃんも受付のため美術館に着いたところで会うことができた。Yちゃんの作品は3点、どれもすてきな絵だった。

 

22日(金)

午前中は訪問リハビリ、午後は夫の歯医者さん。

午後から歯医者さんの日は1日忙しい。午前中は梅雨の晴れ間で大量の洗濯をし、掃除。

リハビリが終わるころにケアマネの訪問があり、先週の発熱のことを相談。

それから急いで昼食の準備をし、食べたら片付けと夫の歯磨き。歯医者さんの前の歯磨きは寝る前の時と同様に先ずは夫が自分で磨き、そのあとで私が磨きなおし、タクトブラシや歯間ブラシ、フロスを使って丁寧に行うので時間がかかる。

歯磨きが済めばトイレを済ませ、すぐに歯医者さんへ行く。金曜日はそれまでお通じがなかったので歯医者さんについてからもトイレ。終わってからもトイレと大変だった。歯医者さんの車いす用トイレは右マヒの夫にとっては使い難く、介助が何倍も大変で疲れ切ってしまった。

 

23日(土)

雨が降り、肌寒い一日だった。

どこへも行かず、特別なこともせず、夫は久しぶりにお昼寝もしたので疲れが少しだけ取れた気がした。

 

24日(日)

今日は青空が広がり、とってもいい日だった。

午前中、早い時間にお通じが済んだので、夫に「Yちゃんの絵を見に行かない?」と誘ってみた。昔から水彩画には興味があった夫は予想通り首を縦に振った。

 

Yちゃんの水彩画を見るなり、夫は「おお! おお! おお!!」と歓声をあげ、にこにこ顔で喜んだ。こんなに喜ぶ顔が見られるなんて、私は疲れてしまうけれど「見に来てよかった」と思った。でも「あなたも描いてみる?」と言ってみたけれど、残念ながら首は縦には振らなかった。

 

今日は夕方、義弟がトウモロコシを持って来てくれた。歩いて5分ぐらいのところに住んでいるのだけれど、死ぬほど仕事が忙しかったと言い、6か月ぶりの訪問だった。久しぶりに弟に会った夫はすごく嬉しそうだった。

 

こうして私の1週間は終わった。

平凡な生活だけれど、それはそれで、幸せなことだと思う。

 

明日は夫がデイケアに行く日。今のところ、1時間は庭仕事をする予定でいるけれど、あとの予定はない。

今読んでいる本が明日には読み終わるから本屋さんにでも遊びに行こうかな・・・

夫の発熱に思う

結婚して40年。その間、夫は37.6℃ぐらいの熱は2、3回出たことはあるけれど、38.0℃以上発熱したことはなかった。それが4月18日に38.6℃の熱が出た。その時のことは以前書いたけれど、翌日には解熱した。たまたま翌日が脳外科の受診日だったので医師に伝え、採血、検尿、胸のレントゲン撮影を受けた。結果は、炎症反応は高値を示したものの、発熱以外の症状はなかったこともあり、はっきりした原因はわからなかった。

 

それから約2か月。先週の木曜日にまた38.0℃以上の熱が出た。

今考えると、朝から立ち上がりや車いす移動がスムーズにできなかった。それでも体に触れて熱があるとは感じず、いつも通りデイケアに出した。

デイケアに着く前、送迎車の中で「寒い」というジェスチャーをしたらしい。それが悪寒だというのはあとでわかったことだけれど、デイケアについてから看護師さんが熱を測ると、何度計測しても38.0℃以上の熱だったらしく、迎えに来てほしいと電話がかかってきた。

 

木曜日は開業医は休みのところが多い。デイケアに隣接するクリニックも休診日だった。発熱以外の症状はなかったのでそのまま家に帰り、様子を見ることにした。

家に帰ってから再度熱を測ると、何と39.1℃まで上昇していて驚いた。それでも、何とかベッドに横になってもらい、休息だけで様子を見た。

 

金曜日の朝になると、36.6℃まで解熱していた。咳等の呼吸器症状も、尿の混濁も、何の症状もない。だけど、翌日は土曜日だし、訪問リハビリは休むと連絡もしておいたので内科受診しようと夫に言った。夫は首を横に振り、行かないと意思表示をした。何か症状があればだけれど、何の症状もない状態で夫が行きたくないというなら土曜日の午前中は病院はやっているはずだと思い、もう一日様子を見ることにした。

そして、それ以後、発熱することもなく、受診もしないまま今日にいたった。夫の身体のどこかで炎症が起きているだろうと思いながらも。

 

我家は夫と私の2人暮らし。4月に熱発した時もそうだったけれど、夫は熱発すると途端に動けなくなり、立つことすらおぼつかなくなってしまう。夫はたぶん72㎏か73㎏ぐらいあると思う。普段ならそうでもないトイレ介助も大変になり、車いすからベッドへの移動も足に力が入らず、一人で行うのはかなり大変な重労働になる。かといって、誰もいないのだから一人でやるしかない。老々介護だけれど、力を振り絞って奮闘するのみだ。

 

今後、またこんなことが起きるかもしれない。そう思うと不安だ。当日であっても、訪問看護やヘルパーさんに来てもらえればありがたいけれど、そうもいかないと思う。

何ともならないかもしれないけれど、今度ケアマネが来てくれた時に相談してみようと思っている。だめかもしれないけれど、何かいい方法が見つかるかもしれないから。

手助けが欲しいのはほんのちょっとだけ。しかも、一瞬だけでいいんだけれど・・・

今日の収穫

この辺は有難いことに台風の影響をさほど受けることもなく、朝起きると雨は上がっていた。それでも午前中はパラパラ程度の雨が降ったりやんだりしていた。

 

夫がデイケアに出かけると、パラパラ程度の雨ならばと庭仕事を始めた。

この間から増えすぎたアヤメを整理しているのだけれど、1時間やってもまだまだ変わり映えはしない。

こうして増えすぎた植物を整理しすぎて絶やしてしまったものもいくつもある。雪の下やホトトギスなど等、今となっては残念でならないものもある。だから数株ぐらいは残しておきたいと思っているのだけれど、そこまでにするにもまだ何日もかかりそうでイヤになってしまう。

 

だけど、今日はキュウリが2本収穫できただけでご機嫌だ。f:id:emukobb:20180611142603j:plain

大型連休の頃に植えた夏野菜たち。

今のところ収穫できたのは今日の分を含め、キュウリが4本とピーマンが2個だけ。トマトは実が赤らむのを待っているところ。ナスはまだ花が咲かないし、オクラは虫か病気か葉の色が悪くなってきた。ちょっと成績が悪い。

だけど、こうして少しでも収穫できるとやっぱりうれしいし、植えて良かったと思う。

 

今日収穫したキュウリはもう夕食の時にサラダにして食べた。

庭でできたキュウリだと思うだけでおいしさ倍増で、何度「おいしいね」と言いながら食べたことでしょう。

不器用すぎる

私の住んでいる東海地方も今日は梅雨入りしたということで、朝からしとしとと雨が降っていた。

今日は夫はデイケアの日だ。

いつもなら夫が出かけると1時間は庭仕事をするのだけれど、雨ではできない。

今日は買い物に行かなくても大丈夫だ。

先週、友人から「水曜日も木曜日も予定はないから時間があったら遊びにいらっしゃい」と、メールがあったけれど、出かける気にはなれない。

離れの片付けをやろうかとも思ったけれど、手が付けられないような状態になりそうでやめた。

 

それで、久しぶりにのんびりとコーヒーを飲みながら、しばらくの間、ぼんやりと窓から庭を眺めていた。 

 

それでも、何かしないと・・・

それなら、今日は趣味の世界に浸ろうかと思い立ち、NHKテキスト「すてきにハンドメイド5月号」に載っているアルファベット刺しゅうに挑戦してみることにした。

刺しゅうにはずっと興味を持ちながらも実際にやることはなく、手作りサイトや人の作品をインスタで眺めては楽しんでいた。

 

道具だけは揃っている。Eテレの放送も見た。そして、放送を見た時に「これなら私にもできるかもしれない」と思った。

でも、やってみると情けないほどヘタクソで恥ずかしくなってきた。布地の目が粗すぎたかも・・・と、自分を慰めてみても下手なものは下手。自分自身の不器用さを嫌になるほど思い知らされた。

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初めから器用な人も、センスのいい人もいるのは分かっているけれど、不器用でも続けていれば、少しは上手になってくると思う。

そう思うことにして、今度はお花の刺しゅうに挑戦してみようかな。

恐ろしいハガキが届いた

昨夕、恐ろしいハガキが届いた。

「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というもの。 

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以前、よんばばさんのところに届いたという「著作権侵害訴訟最終通知書」と同じようなものだ。 yonnbaba.hatenablog.com

ハガキを読んで、

先ず、身に覚えがないし、どこの会社から訴えられているのかの明記もない。

「最終告知」と書いてあるがそれまでに何の連絡もない。しかもハガキが届いたのが昨日の夕方で、取り下げ最終期日が今日だと書かれている。

こんな内容のことをはがきでお知らせするなんて考えられない。本当ならば封書で「親展」とか内容証明で送るとかするはず。

明らかにこれは怪しい。

 

よんばばさんがネットで調べたように私も調べてみた。

すると、やっぱり同じ文章のハガキによる被害が多発していると書いてあり、注意を促していた。

NHK地元放送局の夕方のニュース情報番組でも「ストップ詐欺」というコーナーがあり、引っかかってしまった事例、未然に防げた事例を通じ、詐欺のいろんな手口を報道することで注意を促している。

 

おそらく同じようなハガキが多くの人のところに届いたことと思うけれど、誰一人として詐欺の被害にあわないようにと願っている。

 

昨日は梅雨前の貴重な晴れの日でたくさんの洗濯をしたり、布団を干したり、庭仕事でいい汗かいたりして・・・と、とっても気分が良かった。それなのに、あんなハガキが届いたために気分は一気に最悪になってしまった。

もちろん、無視するけれど。

 

昨日はアジサイのことを書くつもりだったので、写真だけでも張り付けておきます。

 

1週間前に色づき始めたガクアジサイ。今が一番いい時だ。

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こちらのアジサイは色づき始めたところ。もう少ししたら濃いブルーになる。

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北庭のアジサイも色づき始めた。こちらも濃いブルーだ。f:id:emukobb:20180604094836j:plain

ガクアジサイの花ことばは「謙虚」だそうだ。アジサイの方はいい言葉もあるけど、悪い言葉もいっぱいあるとか。やっぱり悪い言葉は嫌いだから元気な女性とか、辛抱強い愛情とか、一家団欒、家族の結びつきとか、いい言葉のほうだけ覚えておくことにする。

シャワー浴を始めた

我家は築50年以上の木造家屋だ。

お風呂は深く、脱衣場と浴室の間には段差がある。その上、狭い。だから、右半身まひで車いす生活の夫は家でお風呂に入ることができない。

 

今は月・水・木はデイケアで入浴し、あとの日は私が全身清拭をしている。だけど、夏の間だけはかなり頑張ってシャワー浴をしている。本当は四季を通じてやってあげたいと思う。だけど、装具なしでは立つことすらままならない状態なので寒いと足首から先が内転して危険なのだ。

 

このところ肌寒かったり、夏日になったりと気温差が激しい。暑い日が続くと、シャワー浴をしてあげたいと思うけれど、朝のうちは涼しい。

日中や寝る前にすればいいのだけれど、洗濯や私自身の身体のことを考えると朝の着替え前にシャワーを浴びる方がいいのだ。

 

毎年、いつから始めようかと迷う。そして、たぶん7月に入り、かなり暑くなってから始めていたように思う。今年も夏日が始まったころから迷い始めた。清拭よりシャワー浴の方がさっぱりするし、気持ちいいに決まっている。でも、いったん始めたら清拭には戻せないと思うから迷うのだ。

 

今朝は気温が少し高い気がした。それで、例年より少し早かったけれど、夫に「シャワーにする?」と聞いてみた。すると、やっぱり夫は頷いた。

 

我家は前述したような浴室なので、右半身麻痺の夫のシャワー浴はかなりの重労働だ。それでも年々お互いの息が合うようになり、少しは介助量が減ったように感じていた。

しかし今日は、初めてシャワー浴をした時ぐらい大変だった。原因はたぶん気温。

裸になると、装具を付けてない右足は足首から先が内転してしまい、なかなか立つことができなかった。夫は諦めかけたけれど、しばらく裸でいても風邪をひくような気温ではない。足首を動かし、時間をかけ頑張ってみた。

 

シャワー浴なら頭の先から足の爪の先まで石鹸を使ってきれいにすることができる。

清拭と違い、さっぱりして気持ちよさそうな夫の顔を見ると頑張った甲斐があったといつも思う。そして、またやってあげたいと思う。

 

今日の出来は50点ぐらいだった。でも、次は80点ぐらいにはなると思う。我家の浴室の状態では100点の介助は難しいけれど、先ずは秋まで頑張ろう。 

530運動実施

5月30日は530(ごみゼロ)の日だ。

530の日のことは何回か書いているけれど、私が住んでいる市が発祥の地で、毎年5月30日前後の日曜日と11月11日の市民の日前後の日曜日に530運動が実施される。

 

初めは「自分のごみは自分で持ち帰りましょう」ということから530運動は始まったのだけれど、今は市内一斉に清掃活動を行う日になっている。

 

今日はその530運動の日だった。

数年前までは朝8時から開始だった時間も今は7時30分からになり、町内の組単位で実施される。

 

私の組には空地はないし、参加できなくても誰も何も言わない。それにペナルティーもない。だけど、今の私には530運動に参加することぐらいしか協力できることがない。だから極力参加したいと思っている。

 

それでも日時が決められていることに参加するのはちょっと辛い。夫が倒れてからは毎回毎回心に重くのしかかってくる。夫を起こし、トイレ介助も清拭も着替えも済ませておけばいいだけのことなのに夫のペースに合わせようと思うから。

 

530運動の日が回覧板で通知されると、すぐにカレンダーに書き込んでおく。そして、参加できない場合のことを考え、その前週には家の周りの草取りや側溝の掃除をしておく。せめて自分の家の周りぐらいは自分でやっておかないと。そう思って先週も頑張った。

 

今朝、夫は6時少し前にトイレで目覚めた。そして、介助して済ませるとまた寝た。

中途半端な時間だった。

 

私はそのまま起き、朝の支度を済ませてから、530運動の開始時間にはかなり早かったけれど外に出た。

草は先週取ったばかりなのでさすがにきれいだったけれど側溝には落ち葉や砂が溜まっていた。この辺りは風が強いからすぐに汚れてしまうのだ。

 

夫は7時30分から8時ごろには目覚めるだろと思っていた。夫には7時30分から530運動だと言ってあっても高次脳機能障害の夫の記憶に残っているかどうかはわからない。外にいると夫の気配は分からないし、目覚めた時に家にいないと心配だ。何年か前、私がいないときに何回か転倒してしまったことがあるから。

そんなわけで、夫が目覚める前にきれいにしておこうと掃除に取り掛かることにした。

 

そろそろ終わりにしようとした頃、ご近所さんが外に出始め、お組の人も集まってきた。挨拶をし「こんなことでもないと顔も合わせることがないね」と言いながら少しだけおしゃべりをした。そして、きれいになったことを確認し合い、すぐに解散した。

 

家に戻ると、夫は目覚めていたようで「おー、おー」と声をあげていた。でもトイレには間に合った。

私は530運動が終わりホッとして気分がすごく楽になった。

 

庭のガクアジサイがやっと色づいてきた。

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