えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日のいろいろ

今日は夫のデイケアが今年最後の日でした。

デイケアの日だけは朝アラームがなるように設定してあります。

最初のアラームがなった時、エアコンのスイッチを入れ、また布団にもぐりこみ、次が鳴ってもまた止め、その次も・・・

勤務していた時にはサッと起きたんだけどね。起きるのが辛くて、辛くて・・・

それでもぎりぎり間に合うようには起きたのですよ。えむこが自由に動ける日は、今年は今日が最後なのでね。

着替えて、朝食、洗面、髭剃り等々、順調に済ませ、あとはトイレだけだからもう大丈夫とトイレに入った途端に、10分早くお迎えが来てしまったのです。夫は「出られない」というのでやむなく送って行くことにしました。

10分早いからって、送迎車の中には他の利用者さんが待っているので「待ってますよ」と言われても、そんなわけにはいかないものね。

まあ、産直の店に行く予定があったから「帰りに寄ればいいし・・・」と思ったのです。

 

それで予定通り、帰りに産直の店に寄って、松の枝を2本買ってきました。

昨日、夫の姉が菊とユリと小菊をお墓と仏壇用に持ってきてくれたので、松と我家の南天か万両を足してお参りに行く予定だったのです。

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立派なお花でしょう。盆、正月、お彼岸、法事の時にはいつも持ってきてくれるのですよ。甥っ子のパートナーの実家で作っているお花なのです。

お墓参りは午後から行くことにして、いったん家に帰ってから、先ずはT子さんの所に行きました。

 

実はこの間書いたT子さんのご主人、その後亡くなってしまったのです。もう何年も前に胸部大動脈瘤で開胸手術を受けていたのですが、数年前から動脈瘤が大きくなってきたようで、声帯を圧迫して嗄声に、肺を圧迫して在宅酸素が必要になっていたのです。

あの日の朝、えむこも顔を見て、話をしてから出かけたのですよ。昼ごろ調子が悪くなって電話をくれた時に血痰が出たということだったのです。動脈瘤の破裂だと一瞬のうちに意識がなくなってしまうのですが、圧迫している所から徐々に出血したのでしょうか・・・

最後まで意識はあったようで、徐々に血圧が下がり静かに亡くなられたそうです。

T子さんはご主人と亡くなった後の事もよく話していて、家族だけで送ると決めていました。T子さんと子ども2人と孫たち、そして、ご主人の兄弟のみ、そして無宗教でと。

そのことはえむこや親しい友人たちは皆知っていました。だから今日、お別れだけしてきたのです。元同僚10人が集まって懐かしい話がいっぱい・・・

だけど、えむこはあの日、ご主人が不安な気持ちでT子さんの帰りを待ってたかと思うと何だか申し訳なくって「お父さん、ごめんね・・・」って謝ってきたのです。

ご主人はとっても静かないいお顔でしたね・・・

 

午後からは予定通りお墓参りに行き、ガソリンを入れ、灯油を買いに行き、スーパーに行き・・・

今日は何だか、慌ただしくて忙しい1日でしたね。

これで、正月までにあと1回ぐらいスーパーに行けば大丈夫かなあ。まあ、何をしなくても何とかなるでしょうけど・・・