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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夜には・・・

ひとり言

夫が倒れ、障害を持ってから、我家の生活は大きく変わりました。

朝は恥ずかしいぐらいに遅く起き、そして、夜は早いのです。

だから、必然的に朝食の時間は遅くなるけれど、昼食は時間通り。そして、夕食は17時頃。大相撲の期間中だけは夫がテレビを観ているので18時ごろになることがありますが。

そして、夫はデイケアの日以外は1時間半~2時間半ぐらい、お昼寝をしています。

それでも寝る時間は遅くても21時。夫がデイケアの日にはお昼寝ができないことが多く、早い時には18時30分ぐらいには寝てしまいます。もちろん、夜中にトイレで起きることがあっても朝まで寝ているのです。

私も夫が退院した当時は、夫が20時に寝れば20時に、21時ならば21時に同じように寝る生活でした。でも、最近は夫が寝てしまえば、その後は自分の自由時間になるので、遅く寝るようになりました。

結婚してから現在まで、人生の節目節目で生活パターンは変化してきました。子どもが生まれた頃、2人目が生まれてから、子どもたちが保育園の頃、小学生の頃、中・高生の頃、長男が家を離れ、二男も離れ、夫の母と3人の生活になってから、そして、現在と。

でも、いつの時も私の中では家族中心の考えだったように思います。というか、私が家族のことを考え「こうしたい・・・」「こうしなくては・・・」と思う生活でした。それは、決して一般社会の常識ではなく、私の独りよがりだったのかもしれません。

例えば子どもたちが小学生の頃には21時には寝かせたいと思っていました。それは、それ以上遅くまで起きていると翌日に影響すると思うから。食事も朝・昼・夕ときちんと食べる。一汁三菜を基本とし、主菜は肉か魚か豆腐で。副菜は野菜中心・・・

体に悪いと思うものは買わないし、食べさせない。

これは子どもには関係ないけれど、夜になれば生死にかかわること以外は電話をすることはありません。私自身、電話が鳴ると「何かあったのかしら?」とドキドキしてしまうから。もちろん、よそのお宅に訪問することもありません。いくら「うちは何時でも大丈夫だから・・・」と言ってくれたとしても。

それは子どもの頃に「夜は電話をしてはいけない」とか「よその家に行くものではない」と言われていたからかもしれません。夜は家族がくつろいでいる時間だから、それを邪魔しないようにということだったのでしょうか。

今の私、まさしくその思いかも。

実は昨日、夫はデイケアの日だったのですが、施設でお昼寝をしなかったようで、19時には寝てしまいました。

その後、私がシャワーを浴びていると、玄関チャイムが鳴りました。まだ、シャワーの最中です。急いで、バスタオルで身を包み「どなたですか?」と聞くと、夫の姉でした。

人前にパジャマ姿で出ることも「厳禁」で育てられたのですが、脱衣場にはパジャマしか置いていなかったので、その姿でドアを開けました。

姉はスイカのおすそ分けと、漬物やカボチャを持って来てくれたのです。日中は暑いから、この時間に来たと言って・・・

そして、仏壇にお参りをしてすぐに帰っていきました。

姉は「スイカとかぼちゃをもらったから弟にあげよう」と思い、でも「暑いから夜になってから持って行こう」と思ったのでしょう。いつも気にかけてくれてありがたいことだと思います。でも、私は・・・

もうこの時間ならだれも来ることはないと思い、シャワーを浴びたのです。夫は失語症になってしまったので、起きている時間でも訪問者の対応はできません。だから、夫が寝てから直ぐの時間を選んでシャワーを浴びているのです。そうすればある程度の音がしても起きることがないので。

正直、夜でなければ来れないのならば「持って来てくれなくてもいいのに・・・」と思います。もちろん言えませんけれど。

我家の今の生活時間を姉には何度も話しています。だから、どんなふうに暮らしているのか知っているはず。今までにも夜来たことはあるけれど、その時も入浴中だったのに。

でも、考え方の違い。感じ方の違い。生活習慣の違いなのでしょう。それで、親切とありがた何とかになってしまうのだと思います。

自分の常識が一般的ではないかもしれないけれど、やっぱり夜の訪問は勘弁してほしいのです。直接言えればいいけれど、やっぱり言えないと思うから、それなら気にしないように振舞うしかないのでしょうね。