えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

帰省に思う

帰省していた長男の夏休みは明日の午前中まで。それで、今日の昼ごろ横浜の自宅に帰って行きました。

今回は上の孫が「車はイヤ」と言ったそうで、新幹線での帰省でした。4歳と1歳の孫を連れて、それぞれの実家に2泊づつ。例え、それぞれの実家に泊まるとはいえ、4泊5日は疲れただろうと思います。もちろん、楽しいこと、嬉しいこともいっぱいあったでしょうし、親孝行できたという満足感もあったかもしれません。

迎える側も帰省前からルンルン気分とはいえ、忙しさは半端ではなかったし、楽しくて嬉しくて、そして最後には寂しくて・・・

何時だって、みんなが帰った後の寂しさは口では表せないぐらいのものなのです。

でも、年寄りの2人暮らしでは絶対に味わうことができないぐらいの沢山のものを、たった2泊3日の間に味あわせてくれました。

息子のイクメンぶりも見事でした。会うたびに心身ともに成長している孫たちも穏やかで優しく成長していることも分かりました。「もっと泊まっていきたい」と言う孫の言葉にも泣けて幸せな気持ちになりました。

でも、あくまでも帰省です。

明日からは息子たちも我家も徐々に今までの日常に戻ります。

私は、息子たちが使った布団を干し、敷きパッドやタオルケット等などを洗濯し、物を定位置に戻し、掃除をして・・・

そういう作業をしながら、自分の心も今までの日常に建直していくのだと思います。

とりあえず、今日はバスタオル類だけ洗濯をしました。

でも、昼食を終え、夫が昼寝に入ったあとの私は放心状態です。

疲れているし、睡眠不足。でも、横になっても眠れません。夫が目覚めるまでの2時間強、ボーっとしたまま天井を眺めていたのです。

だけど、これが私と夫の日常です。

世間の人たちが旅行に出かけ非日常を感じるように、今の私たちは息子たちが帰省してくれる時が非日常なのかもしれません。そう思えば寂しさよりも次の楽しみの方が勝ってくるというものです。帰省して顔を見せてくれる。それがあるから、日常が頑張れると・・・

次の帰省は多分正月休み。あと数か月のことです。

それまでは異常事態で子どもたちを帰省させないように、夫と二人で頑張らなくては・・・

そして、その日を楽しみに待つことにしたいと思います。