えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

体育の日に思うこといろいろ

今日は体育の日。

私が高校生の時、10月10日が「体育の日」として祝日に制定された。その頃は、お休みが1日増えたこともそうだけれど、週の途中で休めることがものすごく嬉しかった。

それが、今ではハッピーマンデー制度とやらで、3連休になってしまった。なってしまったというのは、私はどちらかというと週の途中でお休みがある方が好きだったから。まあ、仕事から卒業した今では関係ないことなんだけれど。だけど、未だに今日が体育の日だと私にはピンとこないのだ。

各地では、この日にちなんだイベントがあったようだけれど、夫は通常通りデイケアがあったし、どこか遠い世界のニュースみたいに感じていたから。

 

今日の新聞の一面にこんな記事が載っていた。

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高齢者層はフィットネスジムや草野球、ママさんバレーチームを含む「スポーツクラブ」への所属率が高く、女性では65歳以上、男性も75歳以上で40%を上回ったとか。最も低い30代女性の2倍もあるというのだから、びっくりしてしまった。

そして、記事には『60代半ばから後半の「団塊の世代」を中心にリタイア後も活動的な人が増えたと、文科省は見ている』とも書いてあった。これは、その世代の人たちには、お金も暇もあるってことなんだと思う。我家にはお金も暇もないから、ジムに通うことなんか夫が倒れる前だって考えたこともなかったけれど。

まあ、体力が向上したことはいいことだとは思うけれど、ほんと、びっくりするような数字だった。

 

私は決してスポーツが嫌いではない。むしろ好きな方だ。この間の記事に歌は苦手だったと書いたけれど、運動は好きだった。

人との付き合いは苦手だったから、スポーツクラブには所属してなかったけれど、40代半ばまでは、頼まれれば町内や職場のスポーツ大会には参加していた。もちろん、散歩もしていた。

だけど、スポーツジムに通っている人を見ると、そこで「ウォーキングマシーンで歩かなくても、自然の風や太陽の光を浴びて歩けばいいのに・・・」なんて思ったものだ。「筋トレだって、自分でできることはあるのに・・・」なんて。

でもそれは、お金がある人にとっては大きなお世話なのだ。きちんとインストラクターのいるところで、メニューに沿ったトレーニングすることの方が効果的だって分かっていることだから。

今日の新聞を読んで、やっぱりそういう人たちの体力が向上し、ジムに通ってない人との体力格差も開いていくのだと思ってしまった。