豊橋の雲谷町(うのや)というところに普門寺というお寺がある。高野山真言宗のお寺で創立は奈良時代だという。
そして、ここは地元では紅葉の名所 でもあり、毎年12月の第一土曜日、日曜日にもみじ祭りが開催される。それが昨日と一昨日にあたり、今が紅葉の見頃みたい。
私は今までにも何回か訪れているけれど、ホントに見事な紅葉が見られる。
場所は静岡県との県境の辺りで、我家からだと車で20分ぐらいあれば行けると思う。
今日はお天気もいい。家でじっとしていると、昨日の気持ちをいつまでも引きずってしまいそうだったので、もみじ祭りの翌日では込み合っているかもしれないと思ったけれど、思い切って出かけることにした。
駐車場は満車状態だったけれど、回転はよく、すぐに止めることができた。
そこから少し坂を上がると仁王門がある。写真では分かりにくいけれど、両脇には阿形と吽型の木造金剛力士立像が安置され、2躰で睨みを利かせている。
仁王門を裏から見るとこんな感じ
そのもみじを下から眺めるとこんな感じ
仁王門の横にはヒマラヤ桜がちょうど見ごろだった。
仁王門からの参道
右を見れば・・・
左を見ても・・・
参道の上の方は石段と急な坂道
ここは豊橋自然歩道の支線なので、リュック姿で山歩きの人たちが多いところでもある。
両脇には花は終わったあとだけど、ツワブキがいっぱい。
「ツワブキは困るほど増えるのよね・・・」なんて、話していたら、知らないご婦人から「ツワブキは食べるとおいしいですよ」と声を掛けられ、食べ方を伝授してくれた。
本堂前あたりから眼下を眺めれば、向こうにも弓張山地が見える。
普門寺には推定樹齢400年以上というスギの木がある。
このスギは市の天然記念物にも指定されているもので、太さは5.6m、樹高は31mだそうだ。
見事な紅葉を見ながら自然の中を歩いていると、やっぱり爽やかな気分になってくる。そして、昨日のこともどうでもいいように思えてくる。
去年、夫と来た時には時期が早く、ほとんど紅葉していなかった。だから、今度は夫と一緒にもう一度、近いうちに行こうかと思う。
車いすでは仁王門の辺りまでしか行けないけれど・・・
これは去年もアップしたけど、2008年に描いた夫の絵手紙2枚。