えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夫の病院受診

今日は夫の脳外科受診の日だった。

何回も書いてしまうけれど、病院予約の1週間前になるとNHKテレビの夕方ニュース情報番組の天気予報を見ては一喜一憂する日が始まる。

 

先週の木曜日の天気予報では今週は水曜日も晴れ、木曜日も晴れの予報だった。金曜日の天気予報では金曜日も晴れ。予約日の前日も当日も翌日も晴れの予報ならば当日は絶対に晴れると確信し、安心していた。

ところが、喜んだのも束の間で数日後には台風14号が発生したと言い、水曜日の午後からずっと雨の予報に変わってしまった。

台風は高気圧の影響で進みが遅いというし、偏西風の影響で進路も東に変わるといい、しかも秋雨前線が停滞し大雨になるという。

それからはもう、受診日のことが頭の中から離れなくなってしまった。夫が車いす生活になる前にはお天気のことでこんなに何日も頭の中がいっぱいになるなどということはなかったのだけれど。

ただ、救いは木曜日の今日は1日中雨だけれど大雨にはならないだろうという予報だった。

 

今朝、起きるとやっぱり雨が降っていた。だけど、傘がなくてもきっと大丈夫だと思われる程度にパラパラと。ちょっと安心した。

朝食を済ませたころには本格的に降りだし、がっかり。「ふー」とため息が出る。

それが、出かけるころにはまた傘がなくても大丈夫そうな降りになった。

で、ちょっと早かったけれど、本格的に降りだす前に出かけた。

 

予約時間は10時30分。いつもはそんなに待つことなく呼ばれるのだけれど、今日はまだ9時30分の予約患者を診察中だった。

病棟から受け持ち患者の急変で呼ばれたとか、何か遅くなる事情があったのだろうかと想像しながらなるべく蜜にならないところで待っていた。

 

それでも予約時間の30分後ぐらいには呼ばれ、診察はすぐに済んだ。

 

帰るとき、夫を駐車スペースで乗せることができないほど雨は本格的に降っていた。

我家の車は助手席が回転しながら外側まで出て下がるタイプの福祉車両だ。雨が降っていると屋根のない駐車スペースで夫を乗せることはできない。

仕方がないので夫を屋根のある所で待たせ、急いで車を取りに行き、夫も車の座席も車いすも濡れないようにと、車寄せの歩道ぎりぎりのところに止めた。風がなかったので何とか濡れることなく車に乗せることができ帰宅した。

 

家に着くころにはまた傘がなくても大丈夫なほどの降りになった。

 

こうして、今日の受診は無事に終わった。

終わってみれば大したことはないことなのにとにかく疲れた。

今月は歯科受診もあるし、整形受診もある。整形だけは予約ではないので雨の心配はないけれど、また来週は天気予報を見ては一喜一憂する日が続くと思うと「ふー」とため息が出る。