日曜日の朝は特別なことがない限り、Eテレの日曜美術館を観ることから始まる。
今日は『智恵子に捧げた彫刻 ~詩人・高村光太郎の実像~』というものだった。
私が初めて高村光太郎の彫刻を見たのは20代の頃。碌山美術館でだった。その後、十和田湖畔で乙女の像も見た。
碌山美術館で見た時には、その力強い彫刻に訳もなく感動した記憶がある。だけど、乙女の像には何だか違和感を感じてしまった。それはきっと、彫刻というものが好きでも、裸婦というだけで、そう感じたのだと思う。十和田湖に裸婦というだけで・・・
私には作品に対してどうこう言うだけの知識も言葉もない。だけど、今日テレビを観ていて、やっぱり素晴らしいと思う。そして、実際の作品をもう一度見てみたいとも思った。
今年は高村光太郎生誕130年だそうで、今は岡山県で展覧会を開催している。11月には愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館でも開催するという。
碧南までなら、車で多分2時間かからずに行けると思う。この機会に見に行けるかもしれないと思うと、考えるだけでもわくわくしてくる。
日曜美術館では最期の15分は全国各地の展覧会情報を放送している。今日はその一つに『棟方志功 幻の肉筆画展』を紹介していた。
こちらはJR京都伊勢丹の美術館「えき」
ここも京都駅のところだから、行こうと思えば行けるところ。ただ、京都まで行くなら他にも行きたいところは山盛り。
あ~。行きたいな・・・