えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

久しぶりに美術館へ行った

コロナのこともあるけれど、暑さのせいもあって、どうしてもの食品スーパーへは買い物に行くけれど、それ以外は外出することもなく、友人と会うことも ない生活を続けていたら何だか覇気がなくなってしまったような気がする。

 

9月に入ってもまだまだ暑いけれど、夕方になると虫の声がにぎやかになり、朝夕だけでなく日中の暑さも少しは和らいだような気がする。

このところ、コロナの感染状況も落ち着いてきたし、スーパー以外でも一人で出かけるのなら気を付けながら出かければいいかな・・・と思えるようになってきた。

 

で、この間の水曜日、久しぶりに地元の美術館へ今開催中の「豊橋美術展」を観に行ってきた。 

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豊橋美術展は、1979年に今の美術館が開館したとき、その開館記念として開いて以来続く総合美術展で、今年42回目になる。

たぶん、初回は次男が生まれたばかりで行ってないと思う。夫が倒れた後の数年間も行かなかったと思う。だけど、あとは夫が倒れる前も後も夫と二人で観に行っている。

 

この展覧会は東三河の美術作家らによる選抜秀作展で、「写真と書道」、「日本画、洋画、彫刻、デザイン」の部に分かれ、1週間づつ展示される。

 

写真も書(読めないけれど)も好きだけれど、夫は彫刻や絵の方が好きなので、一緒に行くのはもっぱら絵画の部だ。

 

今年はちょっと後ろめたいような気がしたけれど、夫には言わず一人で出かけた。

日本画26点、洋画106点、彫刻5点、デザイン3点、どれも見ごたえのある作品で、絵が描けない私でも見ているだけで刺激を受ける。

 

今回は人と接しないようにささっと作品を観るだけ観て・・・

今までだったら喫茶室でコーヒーを飲むか、美術館と同じ公園内にある三の丸会館でお抹茶をいただいてから帰るのだけれど、寄り道もせずに帰宅した。

それでも久しぶりの美術館は心が豊かになるような気がした。

 

Withコロナ。Withコロナ。Withコロナ・・・

これからは気を付けるだけ気を付けて、少しは外出する機会を作ろうと思う。