えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

9月生まれの大切な人たち

9月は私を含め、私のまわりの大切な人たちの誕生月だ。

だからどうだったことだけれど、大切に思う人とそんな共通点があるだけで何だか嬉しいというだけのこと。

 

先ずは今日、8日は私の母の誕生日だ。生きていれば98歳になる。54歳になったばかりで亡くなり、もう43年も経つ。それなのに毎年「今日は母の誕生日だ」と思う。今の私よりずっと若い母の顔を思い出しながら、生きていたらどんなだっただろうと、想像しても仕方がないことを想像している。若くして逝ってしまったので未だに引きずっているのかもしれない。と、思いながら、今日は1日中、母との思い出に浸り、偲んでいた。

 

次は、19日が私の誕生日だ。

ここ何年か、夫の姉が9月に入ると「えむこさんの誕生月だから・・・」と、魚のおいしいスーパーで特上のおすしを買って来てくれる。今年もまだ2週間も先なのに、もう6日に届けてくれた。そして、義姉は夫の介護をしている私にいつも感謝の言葉をかけてくれる。夫は私にとって大事な家族なのだから当たり前のことをしているだけなのだけれど。

 

私の2日後、21日は長男のパートナーの誕生日。自分とあまりに近いのでお互いに何もしていない。だけど「それでいい、それがいい」と勝手に思っている。息子の人生のパートナーだから大事に思う気持ちも、何かしてあげたい気持ちも十分もっているけれど。

 

次は28日。夫の母の誕生日だ。

92歳の誕生日の翌日、夫が倒れてしまったので最晩年は不自由をかけてしまったと、今でも申し訳ない気持ちいっでいっぱいだ。だけど、愚痴も言わず、文句も言わず、入院先の病院に行くと、いつも私を労ってくれた。言いたいことは山ほどあっただろうに、義母の口から人の悪口を聞いたことがない。私も義母のようにありたいといつも思っている。

 

最後は夫方の姪。日にちを忘れてしまったけれど、9月生まれには間違いない。

私には兄と弟がいて、兄には息子が2人、弟は息子が一人。夫には姉と弟と独身(27歳)で亡くなった兄がいて、義姉には息子が2人、義弟には息子が一人と娘が一人いる。だから、9月生まれはたった一人のかわいい姪なのだ。

まあ、9月生まれでなくてもみんな大切な人たちには違いないのだけれど・・・