えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

仮置きマスクケースを作った

月曜日、久しぶりに友人とランチに行った。

ランチが目的だったわけではなく、友人の買い物のアッシー君をする予定だった。だけど、お互いにちょっと心配しながらも「ついでにランチに行こう」ということになったのだ。

 

お店に入ると、お客さんは隅々にまばら。ドアは開いているし、密にはなっていないということで自分たちを納得させる。

 

注文し、料理が運ばれてくると、二人ともマスクを外した。そして、私はいつものように、以前作った仮置きマスクケースにマスクを挟み、バッグのポケットにしまった。彼女は、見るともなく見ていると、外したマスクをビニール袋に入れ、バッグにしまっていた。

 

新型コロナウィルスの感染が拡大する前、花粉症やハウスダストのアレルギーがある私は不織布の使い捨てマスクを何箱か常備していた。それが最後の1箱になり、そろそろ買っておこうと思った矢先にコロナの感染が拡大し、手に入らなくなってしまった。入らないどころか、当時は50枚入りで500円前後で買えたものが安くても3500円、高いものは5000円ぐらいにまで値段も跳ね上がった。だから、それまでは5分ぐらい着けていただけでもポイポイと捨てていたのだけれど、捨てられなくなった。それで、お茶を飲むためやご飯を食べるときに外したマスクはティッシュの上に置いておいたり、ビニール袋に入れて1日は使うようになった。今は自分で作った布マスクを仮置きマスクケースに挟み1日は使っている。そして、その日に使ったマスクと仮置きマスクケースはもう外に出ない時間になれば洗濯している。

 

マスクの表面は不潔だとされている。専門家の方たちがマスクを外すときにはゴムの部分を持ち、表面には触らないようにとテレビで言っていた。それなのに、お偉い方たちが記者会見をする際にマスクを外し 机の上に無造作に置いたり、ポケットに突っ込んでいる姿を見ると「いいのかなあ・・・」と思ってしまう。そして、「着けていたマスクの表面は不潔なのよ。そんな所に置いちゃあダメ。ポケットに入れたらポケットの中は不潔になってしまうわよ」と、ひとり突っ込んでいる。ウィルスは目に見えないのだから仮置きマスクケースだってどうなのかはわからないけれど、やっぱり外したマスクをそのまま机の上に置いたり、ポケットに入れるよりずっとずっといいと思う。

 

その日、友人と別れ際にたくさんの玉ねぎをいただいた。そして昨夜、彼女からラインが入り、今日もちょっとした用事を頼まれたので彼女の家に顔を出すことになった。

 

それなら、玉ねぎのお礼というわけではないけれど、彼女にも仮置きマスクケースを作ってプレゼントしようと思いついた。で、夫がデイケアに出かけるとすぐに作り始めた。本当は10時ごろまでに2個はできる予定だった。だけど、レシピより少しくしようと型紙から取り始めたら 1個だけでも11時近くまでかかってしまった。午前中には伺う予定だったのでとりあえず1個だけにして、洗い替え用は今度会う時までに作ることにした。 

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 仮置きマスクケースはこれで9作目。

だんだん角っこがきれいにできるようになったような気がする。

これをきれいにラッピングしてプレゼントしたらとても喜んでもらえた。

そして、その友人の笑顔が私に元気を与えてくれた。