えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

来週はきっといいことがある

今週は散々だった。

と思っていたら、午後から夫の友人が2か月ぶりに遊びに来てくれたので最後は「嬉しかった」という思いで1週間が終わった。

 

散々だったこと、その1。

月曜日の夜中に私が下痢嘔吐。火曜日の明け方には夫が下痢。原因は月曜日の夜食べた刺身だと思う。たぶん。かなり新鮮だと思ったし、シコシコとしてすごくおいしかったのだけれどそれしか考えられないでいる。

自分が調子悪いのも辛いけれど、明け方(4時頃)の夫の下痢は大変だった。こんな時、汚れてしまった敷きパッドや下着、パジャマ、動けない夫の身体など、すべてを一人できれいにしなければならない。エアコンがつけてあるとはいえ熱々のタオルを作り、新しいものまで汚さないように手際よく交換するのは本当に大変だった。それからは汚すことはなかったけれど3回ほど下痢をした。当然、二人とも4時頃からは眠れず、翌日の訪問リハビリはお休みした。そして、火曜日の朝は白湯のみにし、昼はおかゆを炊いてそれだけにし、夕食は軟らかめのごはんと里芋の煮物だけで済ました。おかげで、二人ともすっかり良くなった。

 

散々だったこと、その2。

毎夜、チクチク刺している花ふきん。正月にあげたかったのにあげられなかった兄嫁Yちゃんのために刺していた13枚目。「できた‼ あとは糸の始末だけだ」と、裏側を見ると、なんと糸が一か所玉になっていた。玉を解いて直そうと思っても解けず。解けたとしてもたぶん糸がたるんで出来上がりが汚くなりそうだった。Yちゃんにあげるんだったらやっぱり丁寧に作らないと、そう思うとやり直すしかない。で、結局一列すべて解いてやり直しすることにした。まあ、完成したからいいのだけれど。

 

散々だったこと、その3。

友人が刺し子をしている友人に作ってもらったというスカーフを見せてくれた。Wガーゼに刺し子がしてありとてもステキだった。そして、Wガーゼは柔らかくて軽くて小さくたためるし、寒い時にもいいし、散歩に行った時には汗も拭けるし、洗ってもすぐに乾くし、すごく重宝していると言った。何より、刺し子がすごくステキだった。

私もあんな風に作ってみたいと手芸店に行きWガーゼを買ってきた。

その前にマチの広いトートバッグを作ろうと思っていた。生地は独身の時にスカート着分で買った古いこげ茶色のウール生地。裏地には生成りの綿生地を使う予定で。その生地を作る前に湯通しをしておこうと寝る前にたらいに湯を張り浸けておいた。Wガーゼも一緒に。そして朝、脱水機にかけようとしたら一緒くたに浸けてしまった自分が悪いのだけれど、まさかのウール地からの色落ち。生成りの綿生地は大丈夫だったのだけれど、Wガーゼはウール地と接触していた部分が茶色く染まっていた。Wガーゼはきれいなベビーピンクだったのに。それから漂白してみたけれど残念ながらダメだった。刺し子をすれば目立たないような気がしないでもないけれど、染まってしまったガーゼ生地を見ていたら「あなたのせいではないのに作れなくてしてごめんなさい」なんて言ってしまった。一応アイロンはかけておいたので練習のつもりで作ってみるかもしれないけれど。

 

ひとから見れば大したことではないけれど、私の今週はこんな風に散々だった。だけど、体調だってすぐに元に戻ったし、今日の午後からは夫の友人が来てくれ楽しい時を過ごせた。だからきっと来週はいいことがあると思う。そう思うことにして今日は寝ることにしよう。