えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

さくら満開

先週の金曜日に家の前の公園のさくらが咲き始めた。

土曜日はあいにくの雨だったけれど、咲き始めたばかりのさくらは散ることもなく、まだ1分か二分咲きと言ったところだった。

日曜日の日にはあれよあれよという間に咲き、夕方にはもう満開に近い状態になっていた。

月曜日にはもちろん満開。それでもまだ散り始めることはなかったのだけれど、今朝はもうパラパラと散りはじめた。

今日は午後から雨の予報。約1週間、毎日楽しませてもらったさくらも雨が降り始めたら散ってしまうのも時間の問題だ。

 

朝は夫と一緒に眺め、夫がデイケアの日には草取りをしながら楽しみ、すぐ近くでは鶯が鳴き、夕食後ごみを庭に片づけに行けば公園の街灯が私一人のためにライトアップしているようで、贅沢なひと時を味わっていた。

 

最近では花を見に出かけることもなくなってしまったけれど、こうして庭からでも部屋からでも楽しめる環境をありがたく思う。

f:id:emukobb:20220331125934j:plain

部屋から車いすの夫目線で眺める公園のさくら。

今週は忙しかった

今週は忙しかった。

夫の病院受診と私の眼科受診以外は前もっての予定は滅多に入れないようにしているのだけれど、今週はいくつもの予定が入っていた。しかも、人との約束もあった。

予定が自分一人で回れるようなことならばまだいい。だけど、人との約束が入っていると約束が入っているというだけで何だか疲れてしまう。突然のお誘いならば疲れることもなく楽しめるのだけれど、何なんだろう。

 

週に3日だけ自分に与えられた自由時間。怠惰に過ごして反省することも多いけれど、1日はそんな時間が欲しいと思ってしまう自分がいて、疲れてしまった。

まあ、予定していたことはすべて予定通りにこなせたからよかったのだけれど。

 

来週は今のところ予定なし。と言いたいところだけれど、眼科に行こうかどうか思案中だ。眼科は目薬が終わる前に行けばいいのだけれど、いつも1、2本残っているころで行くようにしている。再来週まで待つと多分残りは1本か使用中のものだけになる。しかも再来週にはまた予定が入ってるし。やっぱり早めに行っておいた方が良さそうな気がする。来週は月曜日が祝日でお休みだし、水曜日は休診日。行くとしたら木曜日しかない。ただでさえ眼科はにぎやかなのに祝日のある週は混みそうだ。

こんなことを考えているだけで疲れてしまうのだから本当に嫌になってしまう。

私ごときとは比べ物にならないほどもっともっと大変な思いをしている方がたくさんいるというのにこんなことぐらいで疲れるなんて口に出すのも申し訳ないような気がするけれど。

怠惰な毎日を送っている

1日も書かないうちに2月があと1日で終わろうとしている。

それでも訪問してくださる方が0になることがなく、訪問してくださる方に何だか申し訳ないような気がしている。

書きたいことがないわけではないのに、何やってるんだろうわたし。

 

今年の冬は寒かったし、コロナのこともあって家で縮こまっていた。

夫も今年に入ってから寒さの影響なのか動きが悪く私の介助量が増えてしまったように思う。

そんなこんなで夫がいる日の日中はほどほどに忙しいけれど、夜になると疲れてしまい「まあいいっか」ということになる。デイケアの日には午前中は日々の買い物に出かけるだけなのに午後になるとぐったりして、こたつでごろっとなったら寝てしまうという毎日の繰り返しだ。

 

年上の友人は「このままではコロナが終息する前に心が壊れてしまう。しっかりマスクをして感染対策をすればいいからおしゃべりにおいで」と誘ってくれる。彼女は一人暮らしで出かけるのは買い物ぐらい。誰彼と付き合うわけではないし、3回目のワクチン接種は済んでいる。だからと言って訪問するのは躊躇われてしまう。

 

昨日あたりから少し暖かくなったから少しは動けそうな気はするけれど、怠惰な毎日を送っていると出かけようという気力も湧いてこない。

このままでいたらコロナが終息しても怠惰な生活から抜け出せなくなってしまいそうで恐ろしい。そろそろ自分に活を入れておかなければと思う。

コロナの猛威はいつまで続く

年が明けたころ、私の住む市ではコロナの感染者数はゼロ更新が続いていた。

それがあれよあれよという間に今日は193人もの感染者が出た。昨日は102人、一昨日は152人、その前は124人と100人越えが続いている。そして、昨日から蔓延防止等重点措置が適用された。

 

関東に住む長男は第1波のころからリモートで仕事をしているのでそんなに心配はしていないけれど、次男の会社はリモートというわけにはいかないらしく出勤している。

その次男から水曜日の朝に「今からPCR検査を受けに行く」と電話が入った。聞けば会社のデスクの両隣と前の同僚が感染し、上司から「陰性であることを確認しないと出社してはいけない」と言われたという。次男は「自分はうがいも手洗いもマスクの着用もきちんとしているし、前のデスクの同僚はもう治癒しているし、デスクの間には仕切り板も設置されているから絶対に陰性だと思う」と言った。だけど、対策をしていても、無症状であっても陽性だということもある。夕方には結果が出るから連絡するとのことだったけれど、一人暮らしの次男のことを考えると結果が出るまでの間心配でならなかった。結果は陰性だったのでまずは一安心したけれどいつになったら安心して過ごせるようになるのだろうかと未だに心配は拭いきれないでいる。

未だに動き出せないでいる

年が明けたと思ったらもう半月が過ぎようとしている。

年末から咲き始めた庭の蝋梅はまだ蕾の方が多いけれど、確実に咲きだしている。

f:id:emukobb:20220110153848j:plain

それなのになんなんだ。年を重ねるたびに寒さに弱くなっているからと言って寒さのせい、年のせいにして未だに動き出せずにいる。

 

年末26日に帰省した長男家族は3日に帰り、30日に帰省した次男は2日に帰って行った。

3日は離れから持ち込んだ食器類や諸々をもとの位置に戻すだけで精いっぱい。4日から夫の訪問リハビリが始まる予定だったけれど、疲れ切ってしまいお休みにしてもらった。

4日はひたすら母屋の掃除をして半日が過ぎ、あとはくたくただと言いだらだら過ごした。

5日から夫はデイケアが始まり通常に戻った。といっても、私は子どもたちが使った布団を干したり、敷パットや敷布、掛布、毛布の洗濯は済ませたものの通常の家事と買い物以外はやる気が起きないでいる。

それでも、午前中は力を振り絞って動いても、午後になればもうだめだ。

新しい年を迎えると今年は・・・と思うことも今年はない。

やっぱり年のせいだろうか、寒さのせいだろうか。どっちでもいいけれど、何とか動き出さなければと思う。だけど、どういうわけか未だ気持ちがついていかないでいる。

年末は気忙しい

今年も残すところあと1週間になった。

来週の月曜日には長男家族が帰省し、30日か31日には次男が帰省する予定だ。

 

夫のデイケアは来週月曜日が今年最後になり、訪問リハビリは本当は火曜日が最後だけれど、子どもたちが帰省するので火曜日はお休みにし、今日が最後だった。

 

子どもたちが帰省時に寝る離れは大雑把にだけれど掃除を済ませた。

正月の準備も少しづつ行ってはいるものの何か足りないような気がして何だか気ぜわしい。何かが足りなくても近くのスーパーは2日から始まるし、コンビニは正月だってやっているというのにこの気忙しさは何だろう。

 

年賀状は大分前に夫が分担するところまではできていて、あて名書きとコメントを残すだけになっていた。それも何枚かのあて名書きをしただけで進まず、今日中にはやらなければと焦っていた。昨夜、やっと重い腰を上げ夫が寝てから書き始めた。夢中で書いていたら体勢が悪かったのか激しいめまいに襲われ嘔吐までしてしまった。嘔吐したと言っても吐くものは何もなく胃液だけしか出なかったのだけれど、そのあとが大変で、こたつに入っていたのに体が冷たくて冷たくて長い時間動くことができなかった。

こんな時、年齢を感じ、何かあったらと夫のことが不安になる。すべてのことに介助が必要な夫は食事もトイレもひとりではできない。話すことも、電話することもできない。私が倒れたら昨日の時点なら今日の訪問リハビリの時に気づいてもらえるけれど、今日だったら月曜日のデイケアのお迎えの時まで気づかれることはない。そんなことを考えると無理はいけないとつくづく思う。

 

今朝はまだ調子がいな一つだったけれど、午後からはすっかり調子が戻った。

おかげで書きかけの年賀状を書き終えることができ、ポストに投函してきた。

 

あとは母屋を通常よりも少しだけ丁寧に掃除をすること。そして、食材を購入することぐらいだ。

子どもたちが帰省すれば買い物ぐらいは頼まれてくれる。そんなに焦らなくても大丈夫だ。だけどやっぱり年末は気忙しい。