えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今年も始まった

先週の金曜日から夫の訪問リハビリが始まり、我家も平常に戻った。だけどその日、東京から帰省していた甥とお嫁さんと2歳になる息子が兄夫婦とともに年始に来てくれたり、日曜日には夫の友人が遊びに来てくれたりと、まだ正月気分のままだった。

 

月曜日、夫は11日ぶりにデイケアに出かけ、長かった正月休みが終わり、やっと平常に戻った気がした。

夫が出かけると、やっと一人になれた。私は夫がデイケアに出かける日にやろうと思うことを年末年始にかけノートに書きだしていた。だけど、それらは殆どが片付けや家のメンテナンスのことばかりだ。まだ月曜日にはそれらをやる気にはなれず、それよりとにかく外に出たかった。夫が元気だった頃には家が一番で、どこかに行きたいということはなかったし、その日もどこに行きたいということもなかったのだけれど。

 

で、先ずは歩いて氏神さまへ行った。一旦、家に戻り、空っぽになった冷蔵庫の中身を埋めるために買い物に出た。ついでにおいしいコーヒーを飲みたいと思いながら。

 

私がたまに行く喫茶店は殆どがお一人さまの常連さんだ。そして、その日が初めての営業日だった。

ドアを開けると入口近くの飾り棚に「抽選壺」と紙が貼った壺が置いてあり、その周りに新聞紙で包まれた陶器らしきものがいくつも並べてあった。

常連さんの中には陶芸をやっている方がいて、毎年、その方から作品が提供されているという。私は年始の営業日に行ったのは初めてだったので、こういう企画があることは知らなかった。

で、くじを引くと、レンジで目玉焼きが作れるという器が当たった。他にも、お年玉と言い、他の方が作られた陶器のブローチとイノシシのキーホルダーとお店からのお年玉をいただいた。 

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 上の陶器がレンジで目玉焼きが作れる器。萩焼のようなステキな色合いで、形もなかなかステキ。下の左側がイノシシのキーホルダー。そして、一番右の折り紙がお店からのお年玉。中にはコーヒーチケットが2枚も入っていた。

そのお店ではサイフォンで入れたすごくおいしいコーヒーがステキなカップで出てくる。モーニングはホットサンドにジャムをのせたヨーグルトとバナナで、私のお気に入りのモーニングだ。で、料金は450円。そのコーヒーチケットがおしゃれな折り紙の中に2枚も入っていたのだ。すごくうれしくて、何だか今年もいいことがありそうな気さえしてきた。

きっといいことがあるぞ。絶対にいいことがあるぞ。必ずいいことがあるに決まっている。