えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

これからも自宅介護を続けるつもり

夫は脳出血後の後遺症のため身体障害1級、7月までの介護度は要介護4だった。

障害者手帳の方は申請時の診断書に障害が固定されていると記載されていたため死ぬまで再申請の必要はない。だけど、介護度の方は一定期間が過ぎると見直しがされる。夫の場合、その介護度は7月末までだった。

 

6月、主治医に意見書を書いていただくように依頼し、7月に認定調査があり、本来ならば7月末までに判定が出るはずだった。だけど、それがかなり遅れ、やっと月曜日に前回と同じ要介護4という結果が届いた。おそらく介護度は変わらないだろうと思ってはいたけれど、判定結果が届くまでは少々心配だった。

 

夫の場合、寝たきり状態ではないので要介護4から5に変わることはまずない。私としては要介護4というのが妥当な評価だと思っているけれど、3になる可能性は0ではない。介護度は低い方が状態がいいということなので、いいに決まっている。だけど、 もしも要介護3に変わったとしたら我家としては経済的にちょっと痛手になる。

 

要介護4と3とではサービスを利用できる金額が大きく違う。だけど、介護度が高い方がサービスの利用料金は高い。

夫は現在、要介護3の金額以下のサービスしか利用していない。だったらサービス料の安い要介護3と判定された方がいいように思える。だけど、4の場合には介護度の高い者を自宅で介護しているということで家族支援が受けられるのだ。だから、複雑な気持ちではあるけれど、総合的に考えると4という評価の方がありがたい。そして、今までは2年で更新だったのが今回は3年に延び、なおのこと有難かった。

 

・ありがとう  ごめんなさいと介護する もしかしてこれ黄金の日々

   2019.7.7 朝日歌壇に掲載された東京都女性の投稿歌

・どうせなら楽しく介護しようかな 籠の鳥子と改名をして

   2019.8.4 同じく朝日歌壇に掲載された東京都の上記の歌と同じ女性の投稿歌

 

この方がおいくつぐらいなのか、どなたの介護をされているのかは分からないけれど、投稿歌が掲載されるたびに頑張っていらっしゃるすがたが目に浮かび、励まされたり、反省したりしながらいつも共感している。そして、私も要介護4の夫を今も、これからも、福祉用具をレンタルし、デイケアと訪問リハビリを利用しながら、できる限り自宅で介護しようと思っている。

今は黄金の日々かもしれないと思いながら、どうせなら楽しく・・・