えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

スーパーでのことから

夫がデイケアの日に外の用事を済ませるようにしている。

買い物も然りで、月・水・木曜日に行くようにしている。水曜日は行かない事もあるけれど、月・木は必ず出かけている。

 

先週の木曜日、いつも行く一番近くのスーパーへ行った。あまり人の多くない時間帯を選び、必要なものだけさっと買い、できるだけ早く帰るようにしている。

その日はいつもと何も変わりなく、いつものように買い物をして、さっさと帰宅した。

 

そして昨日、同じスーパーへ行くと、レジのところはビニールで仕切られ、足元にはレジ待ちの人が離れて並ぶようにテープが張られ、レジ係の人たちはゴム手袋をつけていた。スーパーだけでなく、対面業務を行う役所や銀行の窓口などもこうした対策が取られていることは見聞きして知っていた。レジ係は多くの人と接するし、誰が触れたかわからないお金を触らなければならないのだから感染のリスクは高く、マスクだけでは従業員を感染から守ることはできないとの判断なのだろう。

 

もうだいぶ前からマスクは店頭から姿を消し、私の手には入らない。使い捨てのゴム手袋も1月ぐらいから手に入らなくなった。医療現場でさえマスクも手袋もフェイスシールドも防護服も不足しているというのだからドラッグストアに品物が入らないのは仕方がないことだと思う。そういったものは医療現場では必要不可欠なものであり、絶対に届けなければならないものなのだから。

 これからはスーパーだけでなく、他にも不特定多数の人と接触するような場所では感染を防ぐ目的でこういった対策が取られるようになるだろう。そうすればゴム手袋はますます私の手には入らなくなるだろう。

我が家ではゴム手袋は主に夫の排泄時や下の処置をするときに使っている。感染を防ぐ目的で使っているわけではなく、夫のため、というか私自身のためにだけ使っている。今のところまだ在庫はあるけれど、なくなったら炊事用のゴム手袋を使おうか、それとも素手で行おうかと考えている。子どもたちが赤ちゃんの時にはすべて素手だったのだから。

マスクもこれから先は買わないようにして手作りの布マスクで凌ぐつもり。医療現場で物がないことがどれほどのことなのかがわかるだけに。そうはいっても使い捨てのマスクもゴム手袋も欲しいなあ。