えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

整形外科受診でのことから

水曜日のこと。

曇りの予報だったので夫をデイケアに迎えに行き、隣接するクリニックの整形外科を受診した。

 

夫は整形外科にも3か月に1度受診している。

総合病院の脳外科や療養型病院の歯科は予約診療だけれど、整形外科だけは予約ではなく、内服薬が終わる前に受診することになっている。ただ、デイケアに隣接するクリニックとはいえ、介護保険医療保険の関係上、送迎のどちらかは家族が行わなければならない。なので、雨が降らない日を選んで受診している。

 

前回の受診時、私が受付を済ませてから夫を隣のデイケアに迎えに行き、クリニックの方に戻ると、もう内服薬が処方されていた。私が驚くと、事務の方が「何か変わったことがありますか?」と聞いた。変わったことがあったわけではなく、医師が変わりないことを確認すれば処方してもいいということにはなっているけれど、本来は対面診察をしなければ内服薬の処方はしてはいけないことになっている。事前に変わりがないことを確認されていれば、却ってありがたく、驚くこともなかったのだけれど。

今はコロナの関係で私が通う眼科でも「変わりがない方は薬だけでも処方できますから申し出てください」と表示がしてあった。だから、今はそういうほうが双方にとっていいのかもしれない。

 

このあいだ、総合病院の脳外科を受診したときには総合受付と各担当フロアーの受付で発熱と席などの症状の有無を口頭で質問されただけだった。診察室もお互いがマスクは着用しているものの通常と変わりなかった。

療養型病院の歯科受診の時には総合受付で夫も私も非接触型の体温計で熱を確認された。診察に関しては、歯科なのでフェイスシールドぐらいは着けているかと想像していたけれど医師や歯科衛生士さんたちはマスクだけだった。

 

今回の整形も前回同様に私が受付をしてから夫を隣のデイケアに迎えに行き、クリニックに戻った。すると、受付で夫のみ非接触型の体温計で検温をした。私も同じように院内に入り、診察室にも同じように入るのだけれどと思いながらも熱はないことは自宅で確認済み。なので、対策としては不十分だと思ったけれど私が言うことではなし、まあいいっかと思うことにした。

そして、今回は診察はあった。

診察室に入ると医師と患者との間に透明のシートを取り付けた衝立が置いてあった。もちろん、医師も看護師も夫も私もマスク着用していた。

「ついに診察室のコロナ対策はここまで来たか・・・」と思いながら、ワクチンも治療薬も未だの現状を考えれば自分たちの身は自分たちで守らなければならないのだから当然の対策だろうと思った。ただ、夫の場合は変わりないからいいのだけれど、例えば腰が痛い、膝が痛い、変形している・・・等々、症状がある人たちはどんな診察をするのだろうかと想像してしまった。問診をして、触診などはせずにレントゲンを撮って、結果を見て、処方するだけだろうか・・・なんて。でも今は、予期せぬ事態に備えるためには仕方がないことだとも思う。

 

今また新型コロナウィルスの感染が拡大している。

私が住んでいる市でも4月25日に7例目の感染者が発生してから昨日まで感染者の発生はなかった。それが昨日は2人、今日また1人の感染者が発生した。

マスクは着用していたとはいえ、公共交通機関を利用していたらしい。まだまだ増えていくかもしれないと思うと心配だ。

自分の身は自分で守る。どうせ、旅行などにはいかないけれど、外出の自粛は続けようと思う。