えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ビデオ電話でおしゃべり

私の住んでいる愛知県でも昨日から3度目の緊急事態宣言が発令された。

 

我家においてはもとより外食をすることはほとんどなかったし、人ごみの中に出かけることもなかったので緊急事態宣言が出されたと言っても生活に大きな変化はない。

だけど、今年も大型連休は子どもたちは帰省を取りやめたし、毎月のように顔を見せてくれる夫の友人も外出を控えているので久しく顔を見て話していない。それと、ごくたまに一人でお茶を飲みに行くことがあったけれどそれも最近は行かないようにしているので変わりがないとは言うもののちょっと寂しい気はしている。

 

5月1日は下の孫の誕生日だった。連休に帰省する年はその時に誕生祝を渡し、バースデーカードはその日に届くように送っていた。

今年は帰省できないのでお祝いとカードは誕生日に届くように郵送した。

すると誕生日の翌日にお礼のラインが入り、途中からビデオ電話にしてくれたので孫だけではなく長男の顔も見ながらみんなでおしゃべりすることができた。

 

この間、夫の友人からも「コロナで会いに行けないけれど元気にしてる?」とラインが入った。友人とは昨年末から会っていない。夫にも聞こえるようにと夫の耳にも受話器を当てて話していたら「ビデオ電話にしようか?」と言ってくれた。

夫も彼も久しぶりにお互いの顔を見てすごく嬉しそうだった。

 

スマホに変えて1年4か月。

携帯は好きじゃあないし、なくてもいいぐらいの使用量だ。だけど、お互いWi-Fiの環境が整っているからラインなら電話もビデオ電話もバケット料金を気にすることなくこうして顔を見ながらおしゃべりができる。

自分が子どものころには顔を見ながら話ができる時代が来るなんて想像もできなかった。そして、こんな時だけはスマホにして本当によかったと思う。