えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ピンクのミニスイレンが咲いた

2、30年ぐらい前にピンクと白のミニスイレンを買った。

白のミニスイレンは私の実家を解体したときに持ってきた火鉢を睡蓮鉢にして離れの前に置き、ピンクの方は夫が子どものころに粉を引いていた石臼を睡蓮鉢にして母屋の日中過ごす部屋から眺められる庭に置いた。

 

白い方はしばらくの間、毎年2、3個の花を咲かせていた。しかし、数年たったころからは1個だけになり、それでも途切れることなく毎年花を咲かせていた。

ピンクの方は数年は花を咲かせていたもののいつの間にか1つも咲かなくなってしまった。

何の手入れもしていないのが原因だろうと思うけれど、白のミニスイレンが咲くたびに今年もピンクの方はダメかと思いながら眺めていた。

 

一昨年、ピンクのミニスイレンを植え替えてみようと睡蓮用の土を買い、睡蓮は石臼からバケツに移しておいた。それなのに植え替えもせずにバケツのまま2年も経ってしまった。バケツの水が少なくなると「何とだらしないことか」と自分自身に呆れながら水を足していた。

 

それが3日前、花が咲いているのを見つけびっくり。 

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朝、ゆっくりと咲き始め、夕方には閉じてしまう。

3日間咲き続けたけれど、4日目の今日は曇っていたので午前中は半開き状態のまま。そして、午後から雷が鳴り雨が降り出したので完全に開くことなく閉じてしまった。

たぶん、これで今年はおしまいだろうと思う。それでも3日間ずいぶん楽しませてもらえてすごく嬉しかった。

因みに、白い方は今年は一つもつぼみを付けていない。残念だけれど仕方がない。

なので、今年こそはどちらもきちんと植え替えをしようと思う。思ってはいるけれど私のことなのでどうなることやら。