数日前、地元の知り合いの方のブログに風蘭が咲いたという記事があった。
我家のフウランは離れの入り口のすぐ前、白いミニスイレンの鉢のすぐ後ろの木に引っ掛けてある。
我家も咲いているかもしれないと思い見に行くとフウランのまわりはヘクソカズラや他のつる性の植物が周りを覆い酷いことになっていた。
これではミニスイレンもフウランも咲かなくて当然の状態だと思いながら急いでつるを取ってみると、それでも小さな蕾が2つばかりついていた。フウランや白いミニスイレンにはかわいそうなことをしてしまった。それなのに2つも蕾をつけてくれていたなんて何ていいやつだ。
それからは庭に出るたびに眺めていた。
そして昨日、写真がかなりぼけてしまったけれどやっと花が開いた。
このフウラン、以前にも何度か書いたことがあるけれど40年ぐらい前に友人からいただいたものだ。
その友人と最後に会ったのはもう10年も前になる。息子さんのことで相談があって訪ねてきてくれたのだけれど、夫が退院していくらも経ってない頃だったので私自身があまり心にゆとりがなかったのだと思う。上がってももらわず玄関先で少しだけ話して別れてしまった。
毎年フウランが咲くとどうしているだろうかとその友人のことを思い出している。すごく近くに住んでいるわけではないけれど同じ小学校区に住んでいるのだから連絡すればいいだけのことだけれどそれができないでいる。今ならゆっくり話ができると思うけれど。
(書き始めたときは「今日のこと」だったのに、止まってばかりなので今日を昨日に直し、また本当なら一昨日と直すところだけれどもうそのままのすることにした。)
今朝はモミジバアオイが咲いた。
この花が咲くといつも本格的な夏が来たと感じる。
今週の土曜日ぐらいには梅雨が明けたと発表が ありそうだ。