えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

春はいい

公園のさくらは上の方に花が少し残ってはいるけれどもうお終いだ。

かわりにこの間からフジが咲き始め、写真はないけれど、つつじも咲き始めていた。

さくらは部屋の中から夫にも見えるけれど、フジは私には見えても車いすの夫には見ることができない。

で、今朝はデイケアのお迎えが来る前に二人で公園のフジを見に行った。 

公園は家の真正面にあるのだけれど、我が家は玄関を出ると2段の階段があり、道に向かってまた10段もの階段がある。夫はそこを通れないのでぐるっと家の周りを回らなければならない。それでも、こうして季節の花を身近で楽しめるのはありがたいことだと思う。

庭でもボタンが咲き始め、フリージャー、すずらん水仙、ラッパ水仙ハナニラ、ラベンダー・・・と次から次に花が咲き、つつじもシャクヤクオダマキもシラン・・・も、もう咲きそうだ。春は楽しくていい。

でも、草もすごいことになっている。

この間はカラスノエンドウだけでビニール袋2杯分にもなったほどだ。

こんなかわいいマツバウンランでさえあちこちから生えてくると「他で咲いて」と言いたくなってくる。夫がデイケアの日には雨でない限り朝も夕方も少しづつ取ってはいるけど追っつかない。

カラスノエンドウは草木染もできるし、食べられるらしいから使い道はあるけれど勘弁してほしい。それでも、食糧危機になったら「食べるからね」と言いながらむしっている。

虫も、特にムカデはまだ出てこないけれど対策だけは3月のうちから始めている。最近は夜になると部屋にいても時々ぐるっと見回しているぐらい恐怖だ。

それでもやっぱり春は良い。毎日何が咲き始めるだろうかと庭を眺めるのも楽しいことだ。