えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

出かけるのはやめて庭仕事

今週の木曜日、友人に誘われて名古屋まで日展を見に行く予定だった。

日展の招待券があるからと誘われたのだけれど、コロナウィルスの感染拡大のニュースに二人とも思い悩み「この時期、わざわざ電車に乗って人込みの中に出かけることはない」ということになり、名古屋行は中止にした。彼女のご主人は肺がんで治療中だし、我家の夫も介護施設に通所している身なのだから。

 

暖かくなってきたし、予定がキャンセルになると気になるのは庭のこと。

この間から咲き始めたクリスマスローズ。白い方はまだ蕾だ。

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昨年チャドクガの幼虫にやられた大好きなやぶ椿。なんとか持ち直して咲き始めた。

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ピンクの侘助はもうおしまい(写真は撮らなかった)だけれど、いつも以上に花をつけた。白の椿も真っ赤な椿もチャドクガに負けず、もうすぐ満開になる。

 

ちょっとかわいそうだったのは五色椿。かなり乱暴に枝を切り落としてしまったので見るも無残な姿になってしまった。それでもいくつもの花を咲かせている。

濃いピンク、濃いピンクと白。薄いピンク、薄いピンクと白、白だけの花は今のところ見つけられないでいる。

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こうして花を見ながらの庭仕事は楽しいけれど、もっと楽しくなるのは小さなお客さんが来てくれること。

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こんな子がくると、 草を取る手を休め、静かに静かに庭中を追いかけまわしてしまう。

この冬は暖かかったせいなのか、五色椿を大きく切ったせいなのか、まだ消毒の臭いが残っているのか、原因は分からないけれどこの冬我家に来たのはこの子たちぐらい。メジロもこなかったし、ヒヨさえも素通りだった。

それでも出かけるのをやめて庭仕事をしたおかげで楽しませてもらった。